自国意識とその罠 -- 平凡社新書 --
佐伯真一 /著   -- 平凡社 -- 2018.10 -- 18cm -- 287p

資料詳細

タイトル 「武国」日本
副書名 自国意識とその罠
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 佐伯真一 /著  
出版 平凡社 2018.10
大きさ等 18cm 287p
分類 121.02
件名 日本精神-歴史 , 武士道 , 国粋主義-歴史 , 軍国主義-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1953年、千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、青山学院大学文学部教授。専攻は日本中世文学。主な著書に、『戦場の精神史 武士道という幻影』(NHKブックス)、『建礼門院という悲劇』(角川選書)、『四部合戦状本平家物語全釈』(共著、和泉書院)、『平家物語大事典』(共編、東京書籍)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本はサムライの国か?太平洋戦争下「日本ヨイ国、強イ国」と小学生に唱えさせた「武国」意識は、いつ、どのように、この国に育ったのか。古代から現代まで、日本意識の来歴を探り、そこに潜む罠を剔出する。
要旨 日本人がいまなお持つ「サムライ」という自己像―日本は「武国」だという意識は、一六世紀末頃から始まり、二〇世紀前半、「軍国」意識として頂点に達した。しかしそれまで一〇〇〇年の歴史時代、この国の人々の自国イメージはまるで異なっていた。なぜ、どのように、「武国」意識は育ったのか。そこにどのような「詐術」が含まれていたか。古代から現代まで、「詐術」をも含んだ自国意識変遷の道筋をとらえる。
目次 第1章 「神国」日本(「神国」とは何か;平安・鎌倉時代の神国意識;蒙古襲来と自国観);第2章 弓矢の誇りと「武」の価値(弓矢の誇り;「武」の価値と軍記物語;武士の自意識の発達とその表現);第3章 「武国」意識の成立と展開(秀吉の「武国」意識と朝鮮出兵;「武国」意識の理論化;ナショナリズムと「文武」);第4章 「武国」から「軍国」へ(「武国」意識の広がり;幕末維新期の「武国」論;「武国」論と「軍国」日本)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85894-5   4-582-85894-5
書誌番号 1113631560

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