世界同時好況と金融暴走リスク --
倉都康行 /著   -- 岩波書店 -- 2018.10 -- 19cm -- 203p

資料詳細

タイトル 危機の資本システム
副書名 世界同時好況と金融暴走リスク
著者名等 倉都康行 /著  
出版 岩波書店 2018.10
大きさ等 19cm 203p
分類 338.9
件名 国際金融 , リスク(金融)
著者紹介 1955年生まれ.東京大学経済学部卒業後,東京銀行入行.現在RPテック代表取締役,産業技術大学院大学グローバル資本システム研究所長などを兼務.日本金融学会会員.著書に『金融史がわかれば世界がわかる』(ちくま新書)他.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 リーマンショックの惨劇から10年。立ち直ったかに見える世界経済だが、その陰に資本主義を脅かす時限爆弾が埋め込まれている。記録的な債務、地政学の変貌、経済ナショナリズム…。危機の病巣を解析する警告の書。
要旨 全米第四位の投資銀行の経営破綻から、株価暴落、景気後退、失業急増などの「悪夢の連続」が世界中を覆ったリーマン・ショック。その惨劇から一〇年、各国の経済はすっかり立ち直ったかに見える。しかしより深く眺めれば、危機の「置き土産」として、債務の爆発的膨張、金融政策の迷走、地政学の変貌という三つの潜在的リスクが残存している。中国の不安定な金融制度、ポピュリズムに揺さぶられる不完全通貨ユーロ、米中貿易戦争など、世界各地に埋め込まれた時限爆弾が、資本主義のシステムを脅かし続けているのだ。危機の病巣を解析する警告の書。
目次 序章 危機の残滓 リーマン・ショックから一〇年;第1章 放置された資本システム・リスク―「悪夢の連続」の置き土産;第2章 中国は世界経済の勝者になれるか―膨張する債務;第3章 不完全通貨「ユーロ」―EUの苦難は続く;第4章 安定性を失う米国―傷つけられるドルの信認;第5章 日本の歪んだ資本システム―積み上がる公的債務;第6章 世界資本システムの危機―各地に埋め込まれた時限爆弾
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061291-3   4-00-061291-3
書誌番号 1113635615
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113635615

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