言葉から迫る平安文学 -- 1 源氏物語 --
山口仲美 /著   -- 風間書房 -- 2018.10 -- 22cm -- 595p

資料詳細

タイトル 山口仲美著作集 1
各巻タイトル 言葉から迫る平安文学 1 源氏物語
著者名等 山口仲美 /著  
出版 風間書房 2018.10
大きさ等 22cm 595p
分類 810.8
件名 日本語 , 日本文学-歴史-平安時代
著者紹介 1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。現在 埼玉大学名誉教授。職歴 聖徳学園女子短期大学専任講師を振り出しに、共立女子大学短期大学部専任講師・助教授、明海大学教授、実践女子大学教授、埼玉大学教授、明治大学教授を歴任。専門 日本語学(日本語史・古典の文体・オノマトペの歴史)。著書 『平安文学の文体の研究』(明治書院、第12回金田一京助博士記念賞)、『日本語の歴史』(岩波書店、第55回日本エッセイスト・クラブ賞)など多数。2008年紫綬褒章、2016年瑞宝中綬章受章。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:男の表現・女の表現. 男と女の会話のダイナミクス. 文体論の新しい課題. 比喩の表現論的性格と「文体論」への応用. 『源氏物語』の比喩表現と作者. 『源氏物語』の擬人法. 『源氏物語』のテクニック. 『源氏物語』の歌語と文体. 『源氏物語』の象徴詞の独自用法. 『源氏物語』の並列形容語. 『源氏物語』の女性語. 『源氏物語』の雅語・卑俗語. 『源氏物語』の漢語. 「『つぶつぶと』肥えたまへる人」考. 「『つと』抱く」考. 「そら」をめぐる恋愛情緒表現. 『源氏物語』と『細雪』の表現. 文章・文体研究の軌跡. 文章・文体研究参考文献. 昭和49・50年における国語学界の展望. 文体研究の回顧と展望
要旨 著作集1・2・3『言葉から迫る平安文学』三巻は、言葉や文体、表現やコミュニケーションといった言語学的な立場から平安文学の諸問題を解明する。第一巻のテーマは『源氏物語』。三部から成る。1部は、「『源氏物語』男と女のコミュニケーション」。『源氏物語』に登場する男と女は、どんなコミュニケーションをとっていたのか?その様相を全体的に捉えた総論と具体的に捉えた各論から成る。2部は、「『源氏物語』の言葉と文体」。比喩や象徴詞(=オノマトペ)や形容語などに注目して、『源氏物語』独自の問題を解明した論を収録。3部は、「文章・文体研究の軌跡と展望」。『言葉から迫る平安文学』三巻に収録した論文に一貫する著者の立場は、語学的文体論。そうした文章・文体研究についての解説と展望を収録。この分野の草創期を知る上でも重要な論説。
目次 1 『源氏物語』男と女のコミュニケーシヨン(男の表現・女の表現;男と女の会話のダイナミクス);2 『源氏物語』の言葉と文体(文体論の新しい課題;比喩の表現論的性格と「文体論」への応用;『源氏物語』の比喩表現と作者 ほか);3 文章・文体研究の軌跡と展望(文章・文体研究の軌跡;文章・文体研究参考文献;昭和49・50年における国語学界の展望―文章・文体 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7599-2237-0   4-7599-2237-7
書誌番号 1113636088
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113636088

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