白水智 /著   -- 吉川弘文館 -- 2018.11 -- 22cm -- 283,11p

資料詳細

タイトル 中近世山村の生業と社会
著者名等 白水智 /著  
出版 吉川弘文館 2018.11
大きさ等 22cm 283,11p
分類 210.4
件名 山村-日本-歴史-中世 , 山村-日本-歴史-江戸時代 , 日本-林業-歴史-中世 , 日本-林業-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1960年、神奈川県に生まれる。1983年、上智大学文学部卒業。1992年、中央大学大学院文学研究科単位取得満期退学。現在、中央学院大学法学部教授。〔主要篇著書〕『知られざる日本――山村の語る歴史世界』(日本放送出版協会、2005年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:山村と歴史学. 近世山間地域における環境利用と村落. 近世山村の変貌と森林保全をめぐる葛藤. 山地の資源とその掌握. 山村と飢饉. 山の世界と山野相論. 野生と中世社会. 中世山間庄園の生業と外部交流. 近世山村のネットワーク. 前近代日本列島の資源利用をめぐる社会的葛藤
内容紹介 現代よりはるかに不便であったはずの近代以前、山村の人々はなぜ住み続けたのか。信濃国秋山と甲斐国早川入を中心に、生活文化体系の巨視的な視座から中近世山村の生業や特質、外部社会との交流などを解明。従来の山村=「後れた農村」観に一石を投じる。
要旨 現代よりはるかに不便であったはずの近代以前、山村の人々はなぜ山を下りずに住み続けたのか。信濃国秋山と甲斐国早川入を中心に、生活文化体系の巨視的な視座から中近世山村の生業や特質、外部社会との交流などを解明。自然環境の多様な利用方法、近隣との山野争論、野生動物の狩猟などの事例から、従来の山村=「後れた農村」観に一石を投じる。
目次 山村と歴史学―生活文化体系という視座から;第1部 山村の生業と生活文化体系(近世山間地域における環境利用と村落―信濃国秋山の生活世界から;近世山村の変貌と森林保全をめぐる葛藤―信濃国秋山の自然はなぜ守られたか;山地の資源とその掌握;山村と飢饉―信濃国箕作村秋山地区の事例を通して);第2部 山という場の特質(山の世界と山野相論―紀伊国名手・粉河相論を手がかりに;野生と中世社会―動物をめぐる場の社会的関係);第3部 外部世界との交流(中世山間庄園の生業と外部交流―若狭国名田庄;近世山村のネットワーク―甲斐国早川入と外部世界の交流);前近代日本列島の資源利用をめぐる社会的葛藤
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02949-0   4-642-02949-4
書誌番号 1113636544
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113636544

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