私小説という視座 --
井原あや /編, 梅澤亜由美 /編, 大木志門 /編, 大原祐治 /編, 尾形大 /編, 小澤純 /編, 河野龍也 /編, 小林洋介 /編   -- 勉誠出版 -- 2018.10 -- 22cm -- 475,17p

資料詳細

タイトル 「私」から考える文学史
副書名 私小説という視座
著者名等 井原あや /編, 梅澤亜由美 /編, 大木志門 /編, 大原祐治 /編, 尾形大 /編, 小澤純 /編, 河野龍也 /編, 小林洋介 /編  
出版 勉誠出版 2018.10
大きさ等 22cm 475,17p
分類 910.26
件名 日本小説-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 【井原あや】大妻女子大学大学院文学研究科国文学専攻・博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、大妻女子大学非常勤講師ほか。主な著書・論文に、『〈スキャンダラスな女〉を欲望する――文学・女性週刊誌・ジェンダー』(青弓社、2015年)、「復刊後の『若草』――新人小説と早船ちよ」(小平麻衣子編『文芸雑誌『若草』私たちは文芸を愛好している』翰林書房、2018年)、「『女性自身』と源氏鶏太――〈ガール〉はいかにして働くか」(『国語と国文学』第94巻第5号、2017年5月)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈私小説〉という視座 梅澤亜由美著 大木志門著. 私小説という「フィクション」 水村美苗述. 田山花袋と徳田秋聲における〈「私」性〉と「文体」の生成 大木志門著. 「書く」女の生活と戦略 鬼頭七美著. 郡虎彦の初期作品における〈私〉の様相 太田翼著. 変容する〈透谷〉 黒田俊太郎著. 一九二〇年の〈「私」小〓〉 梅澤亜由美著. 告白の相手は誰か 河野龍也著. 菊池寛〈啓吉もの〉と芥川龍之介〈保吉もの〉の間 小澤純著. 真摯な自己語りに介入する他者たちの声 田中祐介著. 自画像としての私小説 佐伯一麦述. 一九二〇年代後半の横光利一テクストにおける〈私小説性〉の諸要素 小林洋介著. 伊藤整における私小説の模索と転回 尾形大著. 〈私〉を更新する 竹田志保著. 個人的なことは政治的なこと 山根龍一著. 〈私〉を応用する 井原あや著. 「私」と「歴史」のあいだ 大原祐治著. 大岡昇平文学における〈私〉 立尾真士著. 安岡章太郎『私説聊斎志異』論 小嶋洋輔著. 「私」から遠く離れて 青木淳悟述
内容紹介 読者は一体なにを作者の「私」像として読み取っているのか?従来「私小説」とみなされてこなかった作品や周辺ジャンルである日記や紀行文などを含めた文学史を構築。明治以降の「私小説」を研究と創作の両面から再検討する。
要旨 日本近代文学の新たな枠組み。日本固有の文学ジャンルと考えられている「私小説」。明確な定義がないなか、読者は一体なにを作者の「私」像として読み取っているのだろうか?本書では、従来「私小説」とみなされてこなかった作品や周辺ジャンルである日記や紀行文、映画や漫画などを含めた文学史の構築を試みるとともに、作り手である現代作家たちへの「私」をめぐるインタビューを収録。明治以降の「私小説」を研究と創作の両面から再検討する。
目次 作家インタビュー 私小説という「フィクション」―水村美苗;1 明治期の「私」;2 大正期の「私」;作家インタビュー 自画像としての私小説―佐伯一麦;3 昭和初期の「私」;4 戦前~戦後の「私」;作家インタビュー 「私」から遠く離れて―青木淳悟
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-29170-1   4-585-29170-9
書誌番号 1113637340

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