混血する古代、創発される中世 -- ちくま新書 --
桃崎有一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.11 -- 18cm -- 334p

資料詳細

タイトル 武士の起源を解きあかす
副書名 混血する古代、創発される中世
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 桃崎有一郎 /著  
出版 筑摩書房 2018.11
大きさ等 18cm 334p
分類 210.3
件名 武士-歴史 , 日本-歴史-平安時代
注記 文献あり
著者紹介 1978年、東京都生まれ。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(史学)。現在、高千穂大学商学部教授。専門は、古代・中世の礼制と法制・政治の関係史。著書に『平安京はいらなかった―古代の夢を喰らう中世―』(吉川弘文館)『中世京都の空間構造と礼節体系』(思文閣出版)、『室町政権の首府構想と京都─室町・北山・東山─』(文理閣、共編著)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 武士はどこでどうやって誕生したのか。日本を長期間統治した彼らのはじまりは「諸説ある」として不明とされていた。古代と中世をまたぎ、日本史最大の謎に挑む。
要旨 武士はいつ、どこで、生まれたのか?七世紀ものあいだ日本を統治してきた彼らのはじまりについては、実ははっきりとした答えが出ていない。かつて教科書で教えられた「地方の富裕な農民が成長し、土地を自衛するために一族で武装し、武士となった」という説はでたらめで、都の武官から生まれたという説は確証がなく、学界は「諸説ある」とお茶を濁す。この日本史における長年の疑問を解消するために、古代と中世をまたにかけ、血統・都鄙・思想に着目し、武士の誕生の秘密を明らかにする。
目次 序章 武士の素性がわからない;第1章 武士成立論の手詰まり;第2章 武士と古代日本の弓馬の使い手;第3章 墾田永年私財法と地方の収奪競争;第4章 王臣家の爆発的増加と収奪競争の加速;第5章 群盗問題と天皇権威の転落;第6章 国司と郡司の下剋上;第7章 極大点を迎える地方社会の無政府状態―宇多・醍醐朝;第8章 王臣子孫を武士化する古代地方豪族―婚姻関係の底力と桎梏;第9章 王臣子孫を武士化する武人輩出氏族―「将種」への品種改良;第10章 武士は統合する権力、仲裁する権力;第11章 武士の誕生と滝口武士―群盗問題が促した「武士」概念の創出;終章 武士はどこから生まれてきたか―父としての京、母としての地方
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07178-1   4-480-07178-4
書誌番号 1113638008
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113638008

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港南 公開 210.3 一般書 貸出中 - 2063817280 iLisvirtual
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