交錯する宗教世界 -- 龍谷叢書 --
岩田真美 /編, 桐原健真 /編   -- 法藏館 -- 2018.11 -- 21cm -- 383p

資料詳細

タイトル カミとホトケの幕末維新
副書名 交錯する宗教世界
シリーズ名 龍谷叢書
著者名等 岩田真美 /編, 桐原健真 /編  
出版 法藏館 2018.11
大きさ等 21cm 383p
分類 162.1
件名 宗教-日本-歴史-江戸末期 , 宗教-日本-歴史-明治時代 , 明治維新
著者紹介 【岩田真美】1980年生まれ。専攻は真宗学(教学史)。龍谷大学文学部准教授。主な論文に「幕末期西本願寺と『仏法護国論』をめぐって――月性「護法意見封事」との相違について」(『仏教史学研究』53巻2号、2011年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:神仏分離研究の視覚をめぐって 上野大輔著. 日本宗教史学における廃仏毀釈の位相 オリオン・クラウタウ著. 「世直し」の再考察 三浦隆司著. 「民衆宗教」は誰を語るのか 青野誠著. 幕末護法論と儒学ネットワーク 岩田真美著. 排耶と攘夷 桐原健真著. 維新前後の日蓮宗にみる国家と法華経 ジャクリーン・ストーン著 桐原健真訳・編集. 明治維新にみる伊勢神宮 ジョン・ブリーン著. 幕末維新期のキリスト教という「困難」 星野靖二著. 幕末/明治前期の仏書出版 引野亨輔著. 仏教天文学を学ぶ人のために 谷川穣著. 社寺領上知令の影響 林淳著
内容紹介 「神仏分離」「キリシタン禁制」「攘夷」「護法論」など、幕末維新期を彩るキーワードに焦点を当て、思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。近世・近代を分断する「断絶点」として幕末維新期を捉える教科書的なイメージの覆しを試みた野心的研究入門書。
要旨 幕末維新は単なる断絶ではない。そこには近世から流れる文化的水脈があった―。「廃仏毀釈」「世直し」「民衆宗教」「キリシタン禁制」「攘夷」「伊勢神宮」など時代を彩るキーワードに焦点を当てつつ、思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。維新150年を越えて、文化史の視座から近世と近代の架橋を試みた野心的な研究入門書。
目次 第1部 維新とカミとホトケの語り(神仏分離研究の視角をめぐって;日本宗教史学における廃仏毀釈の位相;「世直し」の再考察―宗教史的観点から;「民衆宗教」は誰を語るのか―「民衆宗教」概念の形成と変容);第2部 新たな視座からみた「維新」(幕末護法論と儒学ネットワーク―真宗僧月性を中心に;排耶と攘夷―幕末宗教思想における後期水戸学の位相;維新前後の日蓮宗にみる国家と法華経―小川泰堂を中心に;明治維新にみる伊勢神宮―空間的変貌の過程);第3部 カミとホトケにおける「維新」の射程(幕末維新期のキリスト教という「困難」;幕末/明治前期の仏書出版;仏教天文学を学ぶ人のために―佐田介石と幻の京都「梵暦学校」が意味するもの;社寺領上知令の影響―「境内」の明治維新)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-5555-8   4-8318-5555-3
書誌番号 1113638955

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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