近現代哲学における古代的思惟の反響 --
田上孝一 /編, 本郷朝香 /編, 金澤修 /〔ほか著〕   -- 法政大学出版局 -- 2018.11 -- 22cm -- 331,3p

資料詳細

タイトル 原子論の可能性
副書名 近現代哲学における古代的思惟の反響
著者名等 田上孝一 /編, 本郷朝香 /編, 金澤修 /〔ほか著〕  
出版 法政大学出版局 2018.11
大きさ等 22cm 331,3p
分類 130.2
件名 西洋哲学-歴史 , 原子論
注記 索引あり
著者紹介 【田上孝一】1967年生。立正大学人文科学研究所研究員、立正大学非常勤講師。博士(文学)。著書:『マルクス疎外論の視座』(本の泉社、2015年)、『環境と動物の倫理』(本の泉社、2017年)、『権利の哲学入門』(編著、社会評論社、2017年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:古代原子論 金澤修著. ピエール・ガッサンディの原子論 坂本邦暢著. ジョン・ロックと近代粒子説 青木滋之著. ライプニッツと原子論 池田真治著. ヒューム『対話』のエピクロス的宇宙論 木島泰三著. コペルニクス的転回と原子論 小谷英生著. マルクスの原子論 田上孝一著. ニーチェと原子論 本郷朝香著. ハイデガーと古代原子論 武井徹也著. 明治期における実在論の系譜と原子論 白井雅人著. 素粒子と米粒の自己同一性 東克明著
内容紹介 古代ギリシア以来、多くの哲学者らによる改訂をへて、今日まで息づいている原子論的世界観。明治日本における受容史や現代物理学の視点をも展望する、全11章の包括的論集。
要旨 原子論とは、世界がそれ以上分割できない最小単位、原子(アトム)から構成されているとする説である。古代ギリシアのデモクリストらに始まり、エピクロスやルクレティウスが提唱したこの世界観は、ガッサンディからヒューム、ライプニッツ、マルクスなどによる哲学的改訂を経て、現代科学にまで息づいている。明治日本における受容史や現代物理学の視点をも展望する、本邦初、全11章の包括的論集。
目次 第1章 古代原子論―デモクリトスとエピクロス、二つの原子論の差異をめぐって(金澤修);第2章 ピエール・ガッサンディの原子論―エピクロス主義、キリスト教、新科学(坂本邦暢);第3章 ジョン・ロックと近代粒子説―近現代の存在論、認識論への影響(青木滋之);第4章 ライプニッツと原子論―“アトム”から“モナド”へ(池田真治);第5章 ヒューム『対話』のエピクロス的宇宙論―古代原子論とダーウィン主義の間(木島泰三);第6章 コペルニクス的転回と原子論―カントのライプニッツ受容と批判(小谷英生);第7章 マルクスの原子論―現実の理想からの疎外(田上孝一);第8章 ニーチェと原子論―不可分な自己から可分的な自己へ(本郷朝香);第9章 ハイデガーと古代原子論―古代原子論の現象学的解釈の試み(武井徹也);第10章 明治期における実在論の系譜と原子論―「一即多」の哲学の展開(白井雅人);第11章 素粒子と米粒の自己同一性―量子力学的対象と粒子概念(東克明)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15096-8   4-588-15096-0
書誌番号 1113639404
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113639404

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