定家が目指した秀歌撰 -- ブックレット〈書物をひらく〉 --
寺島恒世 /著   -- 平凡社 -- 2018.11 -- 21cm -- 94p

資料詳細

タイトル 百人一首に絵はあったか
副書名 定家が目指した秀歌撰
シリーズ名 ブックレット〈書物をひらく〉
著者名等 寺島恒世 /著  
出版 平凡社 2018.11
大きさ等 21cm 94p
分類 911.147
件名 百人一首 , 歌仙絵
個人件名 藤原 定家
著者紹介 1952年、長野県生まれ。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、武蔵野大学特任教授。専攻は、中古・中世の和歌文学。著書に、『和歌文学大系 後鳥羽院御集』(明治書院、1997年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『百人一首』は初めから絵を伴っていたのか。それとも後から描かれるようになったのか。『百人一首』と『百人秀歌』の成立を探り、後鳥羽院を深く意識しつつなされた定家の絵とセットの秀歌撰構想を説得的に解き明かす。
要旨 『百人一首』は初めから絵を伴っていたのか、それとも後から描かれるようになったのか。この課題を解決することは、『百人一首』成立の謎を解く一つの鍵となる。同じ定家が編んだ秀歌撰『百人秀歌』との関わり、後鳥羽院への意識、「嵯峨中院の障子の色紙形」…定家は、どんな秀歌撰をどのように編もうとしたのか。
目次 1 『百人一首』の成立(時代の所産;京と鎌倉;定家における後鳥羽院;『百人秀歌』の存在);2 催しの先例―『最勝四天王院障子和歌』との関わり(障子絵の作成;定家の尽力;中院山荘の間数);3 作品の先例―『時代不同歌合』との関わり(番いの新しさ;番いで読む味わい;定家の受容 その一;絵との相関;時代不同歌合絵の創意;定家の受容 その二;時代不同歌合絵の先駆性);4 『百人秀歌』の配列(『百人一首』と『百人秀歌』;配置の妙;構造に由来する配置;入道前太政大臣歌);5 『百人秀歌』の試み(絵と歌による創造;『百人一首』との関わり)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-36456-9   4-582-36456-X
書誌番号 1113641028
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113641028

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