平凡社新書 --
菅孝行 /著   -- 平凡社 -- 2018.11 -- 18cm -- 282p

資料詳細

タイトル 三島由紀夫と天皇
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 菅孝行 /著  
出版 平凡社 2018.11
大きさ等 18cm 282p
分類 910.268
件名 天皇制
個人件名 三島 由紀夫
著者紹介 1939年東京生まれ。評論家。東京大学文学部卒業後、東映に入社。京都撮影所で演出助手を務める。67年に退社。PR映画・CMの演出や、予備校講師などをしつつ、評論活動を行う。著書に『竹内好論』『関係としての身体』『戦後演劇』『感性からの自由を求めて』『佐野碩 人と仕事』『「天皇制論集」第一巻〓天皇制問題と日本精神史』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 天皇制と民主主義、対米従属と国粋主義。戦後日本の矛盾を見抜いた三島由紀夫の先駆性とは。主要作品を「天皇への愛憎」という視点で読み解き、その思想と行動の深部を抉った、最も危険な三島論。
要旨 戦後民主主義とそこから生ずる偽善と詐術は、アメリカの占領と共に終わるだろうと、考えていた私はずいぶん甘かった―。自刃の四ヵ月前にこう記した三島由紀夫が、戦後のはじまりに見てしまった決定的な欺瞞とはいったい何だったのか。天皇制と民主主義、対米従属と国粋主義。戦後日本の矛盾を見抜いた三島の先駆性とは。
目次 第1章 見てはならないものを見た―“諫死”に向かう二十五年;第2章 天皇への反歌―『近代能楽集』をめぐって;第3章 禁じられたエロスと戦後日本の宿命;第4章 サド侯爵と天皇裕仁―“共犯”から訣別へ;第5章 諫死もしくは天皇霊を奪い取ること;第6章 三島由紀夫を遠く離れて
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85896-9   4-582-85896-1
書誌番号 1113641032
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113641032

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