ファインバーグ論文選 --
J・ファインバーグ /著, 嶋津格 /編集・監訳, 飯田亘之 /編集・監訳   -- 東信堂 -- 2018.11 -- 22cm -- 522p

資料詳細

タイトル 倫理学と法学の架橋
副書名 ファインバーグ論文選
著者名等 J・ファインバーグ /著, 嶋津格 /編集・監訳, 飯田亘之 /編集・監訳  
出版 東信堂 2018.11
大きさ等 22cm 522p
分類 150.4
件名 倫理学 , 法哲学
注記 索引あり
著者紹介 【J・ファインバーグ】法哲学、政治哲学、社会哲学、倫理学、など広範な分野で大きな影響力をもった米国の哲学者。大学(アリゾナ大)では、哲学科と法科大学院の両方に所属し、研究だけではなく教育においても両者の「架け橋」となった。4巻本の大著『刑法の道徳的限界(他人への危害/他人への感情損傷/自己への危害/危害なき悪行)』(未邦訳)が主著。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:自由人の観念 島津実伸訳. 自由の利益をはかりにかける 中井良太訳. 法的パターナリズム 久保田顕二訳. 「危害なき不道徳行為」と感情を害する生活妨害行為 川北晃司訳. 正義と人のデザート〈報いに値すること〉 嶋津格訳. 無比較的正義 野崎亜紀子訳. 義務、権利、そして請求権 福原正人訳. 権利の本質と価値 丸祐一訳. 道徳的権利の擁護:その存在のみについて 香川千晶訳. 道徳的権利の擁護:その社会的重要性 川瀬貴之訳. 道徳的権利の擁護:その憲法における重要性 忽那敬三訳. 動物の権利とまだ生まれていない世代の権利 嶋津格訳. 開かれた未来に対する子供の権利 久保田顕二訳. 不条理な自己充足 村瀬智之訳. 「死ぬ権利」への見込みの薄いアプローチ 水野俊誠訳. 法と道徳における問題含みの責任 望月由紀訳. 罰の表出的機能 長谷川みゆき訳
要旨 リベラリズムの抽象性に対する自己批判を通して、現実的な倫理問題や裁判判例などを用い、時機に応じた具体性を「リベラル」に付与することを課題としたファインバーグの、「生きている教義としてのリベラリズム」に向けた哲学的思索を結集。自由とそれに対する権力的介入の是非、法的権利と道徳的権利、そして現代社会における実践的な倫理問題としての動物の権利・子供の権利・環境問題・安楽死など多岐にわたるテーマの論文を包括した本書は、編者・訳者たちの5年余に渡る版権交渉および翻訳作業の末、遂に完成した待望の訳書である。
目次 第1部 自由・介入・正義(自由人の観念;自由の利益をはかりにかける;法的パターナリズム ほか);第2部 道徳的権利はあるか(義務、権利、そして請求権;権利の本質と価値;道徳的権利の擁護:その存在のみについて ほか);第3部 動物と未来世代の権利・安楽死・他(動物の権利とまだ生まれていない世代の権利;開かれた未来に対する子供の権利;不条理な自己充足 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1524-1   4-7989-1524-6
書誌番号 1113641254
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113641254

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