頭骨とDNAが語るカラス10万年史 --
中村純夫 /著   -- 築地書館 -- 2018.12 -- 19cm -- 268p 図版12p

資料詳細

タイトル 謎のカラスを追う
副書名 頭骨とDNAが語るカラス10万年史
著者名等 中村純夫 /著  
出版 築地書館 2018.12
大きさ等 19cm 268p 図版12p
分類 488.99
件名 カラス
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。埼玉県比企郡武州松山町(東松山市)出身。静岡大学理学部物理学科卒業。オリンパス光学工業の研究開発部で3年間、光学系のデザインに従事した後、大阪府立高校教員に転職。38歳の時に生物学を志し、42歳でカラスの生態・行動の研究を開始。ハシボソガラスのなわばりを検証した論文で、日本鳥学会奨学賞を受賞。59歳で早期退職し、北方のハシブトガラスの進化・分布の研究にとりかかる。極東ロシアへ3度の遠征をし、カラスの頭骨標本とDNA解析試料を得て、ロシア科学アカデミーのA・クリュコフと共同研究を進め、ハシブトガラスの10万年史を明らかにした。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ジャポネンシスでもマンジュリカス。そのどちらともつかない不思議な標本を目にした著者は第3のカラスを求め単身樺太の地へと旅立つ。鳥類学者がフィールドで真実を探求する醍醐味と厳しさを余すところなく描く。
要旨 ハシブトガラスには、ジャポネンシスとマンジュリカスの二亜種がいる。この二種が交雑した、第三のカラスの存在を確かめるため、フリーランスの鳥類学者が単身、サハリンに乗り込む。ロシア人ハンターとともに島の南北1000キロを往復し、さらにはロシア本国の山中へ分け入ることに。謎のカラスの正体をつきとめるまでの、苦難と執念の道のり。鳥類学者がフィールドで真実を探求する醍醐味と厳しさを余すところなく描く。
目次 プロローグ North to Sakhalin;第1章 初めての樺太;第2章 南北一〇〇〇キロの島を一往復したカラス採集行;第3章 ご破算;第4章 コンコルドの失敗か?;第5章 頭骨小変異と係数倍で謎が解けた;第6章 学際協力;エピローグ ハシボソガラスのサクセス・ストーリー
ISBN(13)、ISBN 978-4-8067-1572-6   4-8067-1572-7
書誌番号 1113642524

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港北 公開 Map 488 一般書 利用可 - 2064283874 iLisvirtual