ある殺人事件裁判の物語 -- オーストラリア現代文学傑作選 --
ヘレン・ガーナー /著, 加藤めぐみ /訳   -- 現代企画室 -- 2018.11 -- 20cm -- 347p

資料詳細

タイトル グリーフ
副書名 ある殺人事件裁判の物語
シリーズ名 オーストラリア現代文学傑作選
著者名等 ヘレン・ガーナー /著, 加藤めぐみ /訳  
出版 現代企画室 2018.11
大きさ等 20cm 347p
分類 933.7
注記 原タイトル:THIS HOUSE OF GRIEF
著者紹介 【ヘレン・ガーナー】1942年、ビクトリア州ジロング生まれ。メルボルン大学を卒業後、高校教師の職に就く。1977年、小説『モンキーグリップ』で作家デビュー。若い高校教師のインナータウンにおけるボヘミアンな生活を描いた自伝的な要素をもつ小説で、賛否両論を呼ぶ。同作は1982年に映画化。現在では現代オーストラリア文学における古典的名作のひとつと数えられている。その後も、性と社会的関係、家族という制度の根源を問うテーマの作品を自らや周囲の経験をもとに発表しつづける。また、小説や脚本と並行してノンフィクション作品も多く手がけている。大学における性的嫌がらせ事件を扱った『セクシュアル・ハラスメント(原題:The First Stone)』(1995、邦訳2008)は当時のフェミニズム運動への批判的な態度を示し、高評価と同時に大きな非難にもさらされた。2014年に発表した『グリーフ(原題:This House of Grief)』はオーストラリアで知らぬ者はいない殺人事件の公判に取材し、その独自の視点が注目を浴びるとともにノンフィクション作品として到達した高い文学性が賞賛を集めた。2006年には第1回目となるメルボルン文学賞を、また2016年にはそのノンフィクション作品に対して国際ウィンダム・キャンベル賞を受賞している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 父親が運転する車が貯水池に落ち、3人の息子が溺死。これは不幸な事故なのか、それとも別れた妻への復讐なのか?真相究明を求める法廷で繰り広げられた「悲嘆(グリーフ)」のドラマ。衝撃の裁判ノンフィクション。
要旨 2005年父の日の夕刻、ビクトリア州の閑散とした田舎町郊外で、1台の車が道路脇の貯水池に飛び込む。それは、やがてオーストラリア全土を震撼させる事件の不穏な幕開けだった。失神による事故だと無実を主張する男。離婚した元妻や友人、警察官、医師、カウンセラーらの証言が錯綜し混迷を極める法廷。長きにわたる裁判をつぶさに追った著者が、苦しみの果てに見たものとは?
ISBN(13)、ISBN 978-4-7738-1813-0   4-7738-1813-1
書誌番号 1113643320
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113643320

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