断裂し重なり合う歴史と対峙する -- 日本学叢書 --
杉原達 /編著   -- 青弓社 -- 2018.11 -- 22cm -- 314p

資料詳細

タイトル 戦後日本の〈帝国〉経験
副書名 断裂し重なり合う歴史と対峙する
シリーズ名 日本学叢書
著者名等 杉原達 /編著  
出版 青弓社 2018.11
大きさ等 22cm 314p
分類 210.6
件名 日本-歴史-明治以後 , 帝国主義-日本 , 植民地(日本)-アジア(東部)-歴史 , 戦争と社会-歴史
著者紹介 1953年、京都市生まれ。大阪大学名誉教授。専攻は日本学・文化交流史。著書に『中国人強制連行』(岩波書店)、『越境する民』(新幹社)、『オリエントへの道』(藤原書店)、共編著に『岩波講座 アジア・太平洋戦争』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:内地と外地の間で 荒川章二著. 漢詩人の越境と帝国への「協力」 許時嘉著. 上海に見る遊郭と慰安所の関係性 宋連玉著. 『琉僑管理案』に見る沖縄出身者の歴史経験 冨永悠介著. 二つの「大広島」 西井麻里奈著. 戦争への想いを抱えて ソアレス・モッタ・フェリッペ・アウグスト著. ミシンと「復興」 謝花直美著. 「働人」平井正治における歴史との向き合い方 杉原達著. 外国人として日本で働くということ 崔博憲著
要旨 兵役を忌避した沖縄の人々、上海で慰安所に関与した日本人・朝鮮人、タイから日本に密航した労働者―。“帝国”での経験をいや応なく引きずり、「新しい戦後」を生き抜いてきた人々の歩みを握り起こして、「個人と戦争との軋轢」や「人々の内にある帝国の痕跡」から現代史を逆照射する歴史への挑発。
目次 第1部 「内地」と「外地」のはざま(内地と外地の間で―戦前沖縄の軍事的特色;漢詩人の越境と帝国への「協力」―籾山衣洲の台湾体験を例として;上海に見る遊郭と慰安所の関係性);第2部 「帝国」と「戦後」のはざま(『琉僑管理案』に見る沖縄出身者の歴史経験―経験のゆくえと場の関係性を中心に;二つの「大広島」―「軍都」と「平和都市」の貫戦史;戦争への想いを抱えて―ブラジル日系社会と戦後);第3部 「戦後」と「日本」のはざま(ミシンと「復興」―戦後沖縄の女性たちの生活圏;「働人」平井正治における歴史との向き合い方―労働運動と民衆史と;外国人として日本で働くということ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3444-5   4-7872-3444-7
書誌番号 1113643920

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