台湾文学セレクション --
郭強生 /著, 西村正男 /訳   -- あるむ -- 2018.11 -- 20cm -- 329p

資料詳細

タイトル 惑郷の人
シリーズ名 台湾文学セレクション
著者名等 郭強生 /著, 西村正男 /訳  
出版 あるむ 2018.11
大きさ等 20cm 329p
分類 923.7
著者紹介 【郭強生】1964年生まれ。国立台湾大学外文系卒業、アメリカ・ニューヨーク大学で演劇学を専攻、博士号を得る。花蓮の国立東華大学英美語学系(英米文学科)教授を経て、2018年、国立台北教育大学語文与創作学系(言語創作学科)教授に着任。最近の小説として『夜行之子』(2010)、『惑郷之人』(本書、2012)、『断代』(2015)がある。本書と散文集『何不認真来悲傷』(2015)は共に金鼎賞(優れた出版事業や出版に関わる人物に与えられる賞)を受賞している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 吉祥戯院の付近の道が姿を変えてまるで本物の日本統治時代になり、時空のねじれと記憶の逆流が鎮の生活リズムに奇妙な変化をもたらしはじめた。ばあさんは朝起きた後自分がどこにいるのかわからなくなり、寝ている家族を日本語で起こすようになった。レコード屋の店主はショーケースの中の包娜娜や謝雷の新譜レコードを取り外して、美空ひばりの古いジゃケットを並べた。じいさんは派出所に行って通報し、証拠を並べあげながらこう言うのだった。三十年前に南洋の戦場に送られ音信不通だった弟が前の晩に玄関に現れた…周縁の人生を幽明のあわいに描いた長篇小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-86333-147-1   4-86333-147-9
書誌番号 1113644072
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113644072

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