翻訳・注釈・翻案 --
寺田澄江 /編, 加藤昌嘉 /編, 畑中千晶 /編, 緑川眞知子 /編   -- 青簡舎 -- 2018.11 -- 22cm -- 347p

資料詳細

タイトル 源氏物語を書きかえる
副書名 翻訳・注釈・翻案 2017年パリ・シンポジウム
著者名等 寺田澄江 /編, 加藤昌嘉 /編, 畑中千晶 /編, 緑川眞知子 /編  
出版 青簡舎 2018.11
大きさ等 22cm 347p
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
著者紹介 【寺田澄江】1948年生まれ。INALCO(フランス国立東洋言語文化大学)名誉教授。〔主要業績〕「松尾・オーベルラン訳『枕草子』―変奏としての翻訳」(『両大戦間の日仏文化交流』、ゆまに書房、2015年)、《Traduire dans le temps―Des Roman du Genji francoais》,Testo a fronte,n。51、Milan,2014。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:テクストと翻訳者 ロイヤル・タイラー著 寺田澄江訳. どこまで翻訳するか ジャクリーヌ・ピジョー著 寺田澄江訳. ロシアにおける平安文学の翻訳と受容 アレクサンドル・メシェリャコフ著 奈倉有里訳. フランス翻訳事情 エマニュエル・ロズラン著 寺田澄江訳. チェコの翻訳伝統と『源氏物語』の翻訳 カレル・フィアラ著. 『源氏物語』の物語言説における文について ダニエル・ストリューヴ著 寺田澄江訳. 『源氏物語』の韓国語訳と日本古典文学の再誕生 李美淑著. 古典日本文学の翻訳における単語選択や文章の区切り マイケル・ワトソン著. 江戸および明治初期の訳者たちにおける翻訳概念 レベッカ・クレメンツ著. 江戸の「二次創作」 畑中千晶著. 与謝野晶子が書きかえた『新訳源氏物語』 神野藤昭夫著. ジェンダーと翻訳 ゲイ・ローリー著. とぞ 寺田澄江著. 翻訳研究にとって『源氏物語』とはなにか マイケル・エメリック著. 注釈もまた翻訳である 加藤昌嘉著. 釈教歌の翻訳・解釈について ジャン=ノエル・ロベール著 寺田澄江編・訳. 源氏物語英語注釈の可能性 緑川眞知子著. 翻訳以上、翻訳未満の『源氏物語』 陣野英則著. 偐紫田舎源氏 小林正明著. 今源氏を書くこと、そして読むこと アンヌ・バヤール=坂井著. 「光源氏」を書き変える 北村結花著. 加工文化としての翻訳 立石和弘著. 翻訳、注釈、翻案を考える三年間〈二〇一五~二〇一七〉 寺田澄江著
要旨 『源氏物語』というテクストに向き合い、その言葉の連続の中から意味が生起していく過程を異言語を媒介として迫っていく―。
目次 1 翻訳という行為(テクストと翻訳者―源氏物語、プルースト、そして平家物語;どこまで翻訳するか ほか);2 距離を可視化する―現代語訳の問題(江戸および明治初期の訳者たちにおける翻訳概念―その翻訳用語についての考察;江戸の「二次創作」―都の錦『風流源氏物語』を読み直す ほか);3 注釈としての翻訳(注釈もまた翻訳である―“『源氏物語』を読む”とは、何をすることなのか?;釈教歌の翻訳・解釈について ほか);4 つくる言葉―翻案の諸相(翻訳以上、翻訳未満の『源氏物語』―町田康「末摘花」の場合;『偐紫田舎源氏』―翻案としての実践と危機 ほか);5 総括(翻訳、注釈、翻案を考える三年間(二〇一五~二〇一七))
ISBN(13)、ISBN 978-4-909181-11-4   4-909181-11-3
書誌番号 1113645201
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113645201

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