笠間杲雄著作選集 --
笠間杲雄 /著   -- 書肆心水 -- 2018.11 -- 22cm -- 376p

資料詳細

タイトル 〈戦前戦中〉外交官の見た回教世界
副書名 笠間杲雄著作選集
著者名等 笠間杲雄 /著  
出版 書肆心水 2018.11
大きさ等 22cm 376p
分類 167
件名 イスラム , ムスリム
著者紹介 1885年生、1945年歿。特命全権公使。法学博士。東京に生まれ、金沢で育つ。一高を経て1909年東京帝大法科卒業。鉄道省に入り、1918年外務省に移る。1923年在伊大使館書記官として赴任、トルコのコンスタンチノープルに日本外交代表として駐在。続いてルーマニア代理公使としてブカレストに駐在。1925年帰朝、在仏大使館参事官に任命され、国際連盟の国際労働機関日本代表としてジュネーブに駐在。1928年ペルシア(イラン)初代全権公使としてテヘランに駐箚。1932年ポルトガル初代公使としてリスボンに駐箚。1934年帰朝。翌年日挨通商条約日本全権としてカイロ出張、1936年帰朝。東京帝大に提出した『国際河川航行論』(仏文)により学位取得。1938年退官。1938年発足の国策調査研究機関太平洋協会理事在職中に開戦となり、陸軍司政長官としてボルネオに赴任。1945年4月1日シンガポールから輸送船阿波丸で帰国の途中、阿波丸が米潜水艦に撃沈されて落命。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:回教徒. 沙漠の国. 回教雑聞. 大東亜の回教徒
要旨 日本人エリートは近代化へと向かう両大戦間期のイスラーム世界をどのように見ていたか。イランで初代全権公使として活躍した著者の体験的イスラーム世界論。中東から、東南アジア、満洲まで。「東洋」として位置づけられた「回教圏」。初代在イラン全権公使の体験的認識。
目次 回教徒(回教総説;回教徒の生活;回教徒及び回教民族の現状;回教徒の人物);沙漠の国(ペルシアへ;ペルシア皇帝と語る;イランを飛ぶ;ペルシア展望;沙漠のあけぼの―アラビアの空;君府の想い出―金角江のほとり);回教雑聞(サラーム・アレイクム;回教徒の女性生活;イスラム伝説における妖怪変化について;イスラム文学の展望;ダンテ神曲に及ぼせるイスラム思想の影響);大東亜の回教徒(回教概説;大東亜戦争と各地の回教徒)
ISBN(13)、ISBN 978-4-906917-85-3   4-906917-85-2
書誌番号 1113645318

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