木越治 /編, 勝又基 /編   -- 国書刊行会 -- 2018.11 -- 22cm -- 488p

資料詳細

タイトル 怪異を読む・書く
著者名等 木越治 /編, 勝又基 /編  
出版 国書刊行会 2018.11
大きさ等 22cm 488p
分類 902.3
件名 怪奇文学-歴史
注記 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 【木越治】1948年石川県生まれ。東京大学大学院博士課程中退。元・金沢大学名誉教授。2018年2月没。専攻、日本古典文学。上田秋成・井原西鶴等の近世小説に関する論文を発表するほか、落語・講談などの話芸の研究、また、明治期の国文学者及び美術史家藤岡作太郎に関する研究に従事。著書に『秋成論』(ぺりかん社,1995年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈鉄輪〉の女と鬼の間 西村聡著. 怪異の対談 西田耕三著. 幽霊は実在するか表象か 高橋明彦著. 「白蛇伝」変奏 丸井貴史著. 怪異と文学 風間誠史著. 紀行文としての『折々草』と『漫遊記』 紅林健志著. 前期読本の有終 木越俊介著. 日常への回帰 加藤十握著. 「第六夜」の怪異 杉山欣也著. “怪異”の果て 穴倉玉日著. 神秘のあらわれるとき 権田和士著. 「任氏伝」を読みなおす 閻小妹著. Long Distant Call 木越治著. 『三井寺物語』「八月十五夜に狂女わが子に尋逢し事」考 金永昊著. 医学と怪談 李奕諄・クラレンス著. 都市文化としての写本怪談 勝又基著. 都賀庭鐘が『通俗医王耆婆伝』に込めたもの 木越秀子著. 怪談が語られる「場」 近衞典子著. 綾足・伎都長歌考 奥野美友紀著. 『雨月物語』の「音」 井上泰至著. 化け物としての分福茶釜 網野可苗著. 「不思議」の展開 宍戸道子著. 文化五年本『春雨物語』「樊〓」と阿闍世説話 三浦一朗著. 『小萬畠雙生種蒔』考 高松亮太著. 「お化」を出すか、出さないか 大木志門著 ほか1編
要旨 画奇的な切り口による“怪異”の表現学!秋成や庭鐘、西鶴、綾足をはじめとして、漱石、鏡花、秋聲、そしてポオやボルヘス、ラヴクラフトなどを題材に、気鋭の近世・近代文学研究者たちが、“怪異”がいかに読まれ書かれてきたかを、これまでにない視点から解き明かす!
目次 怪異を読む(“鉄輪”の女と鬼の間―現報に働く神慮をめぐる一考察;怪異の対談;幽霊は実在するか表象か―「代筆は浮世の闇」試論;「白蛇伝」変奏―断罪と救済のあいだ;怪異と文学―ラヴクラフト、ポオそして蕪村、秋成 ほか);怪異を書く(『三井寺物語』「八月十五夜に狂女わが子に尋逢し事」考―謡曲「三井寺」との比較を通して;医学と怪談―医学的言説に基づく怪異の源泉と奇疾の診断;都市文化としての写本怪談;都賀庭鐘が『通俗医王耆婆伝』に込めたもの;怪談が語られる「場」―『雉鼎会談』を素材として ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-06320-5   4-336-06320-6
書誌番号 1113645688
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113645688

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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都筑 公開 902 一般書 貸出中 - 2064242329 iLisvirtual
公開 Map 902 一般書 利用可 - 2064060735 iLisvirtual