戦争の傷痕は語り続ける --
室田元美 /著   -- 社会評論社 -- 2018.11 -- 21cm -- 151p

資料詳細

タイトル ルポ土地の記憶
副書名 戦争の傷痕は語り続ける
著者名等 室田元美 /著  
出版 社会評論社 2018.11
大きさ等 21cm 151p
分類 210.75
件名 太平洋戦争(1941~1945) , 戦争犠牲者 , 戦争遺跡-日本
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1960年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、女性誌のライター、FMラジオ番組の旅をテーマとした構成作家を経て、各地を旅して戦争に関する取材を行っている。著書『ルポ悼みの列島 あの日、日本のどこかで』(社会評論社、2010年)で「第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞。『いま、話したいこと 東アジアの若者たちの歴史対話と交流』(子どもの未来社、2014年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 個人の尊厳は、ともすれば国にからめとられ、踏みにじられる。戦時はなおさらだ。私たちが伝え残すべき歴史は何だろうか。手がかりは、日本各地に残る戦跡とその記憶を次世代に伝える活動にある。旅情かきたてる渾身のルポルタージュ。
要旨 個人の尊厳は、ともすれば国にからめとられ、踏みにじられる。戦時はなおさらだ。マイノリティの尊厳はさらに酷い扱いを受ける。私たちが伝え残すべき歴史は何だろうか。手がかりは、日本各地に残る戦跡とその記憶を次世代に伝える権力から遠く離れた地域の活動にある。雑誌記者のテンポよい文章と旅情かきたてる渾身のルポルタージュ、オールカラー。
目次 長崎県・軍艦島、伊王島―廃墟の島の歴史実話;山梨県・甲府の空襲―たなばたの夜、空から降ってきたものは;京都府・大江山ニッケル鉱山―日中韓の若者たちと訪ねた、鬼伝説の山;長野県・満蒙開拓平和記念館、平岡ダム―信州から見える、さまざまな戦争;東京都・浅川地下壕、神奈川県・日吉台地下壕、登戸研究所―首都圏に置かれた、軍の重大施設;広島県・安野発電所―うぐいすの鳴く山里で;福島県・常盤炭鉱、茨城県・日立鉱山―フラガールと炭鉱のまち;兵庫県・神戸空襲―『火垂るの墓』の人びとの受難;愛知県・名古屋三菱朝鮮女子勤労挺身隊、富山県・不二越朝鮮女子勤労挺身隊―海を越えてきた少女たちは、いま;静岡県・土肥金山、白川の鉱山―温泉の湧く、西伊豆の金山で;群馬県・月夜野事件、吾妻線―うるわしい地名の陰に;兵庫県・相生旧播磨造船所―瀬戸内海に面した街の、あの時代;千葉県、千葉市空襲、大網白里の戦跡―フィールドワークでわが街を知る;奈良県・柳本飛行場、旧生駒トンネル―郷土史の灯を消さないために;神奈川県、東神奈川、千葉県・舟橋、習志野、八千代―大震災のあとに;京都府・ウトロ、京都市内―京の都、長い歴史の中で;沖縄島・伊江島―島のいくさ世;沖縄県・チビチリガマ、恨之碑、平和の礎―つながるインターナショナリズムこそ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1565-3   4-7845-1565-8
書誌番号 1113645782
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113645782

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