その理論と実践 --
ハロルド・スチュワート /著, 細澤仁 /監訳, 筒井亮太 /監訳   -- 金剛出版 -- 2018.11 -- 21cm -- 245,15p

資料詳細

タイトル バリント入門
副書名 その理論と実践
著者名等 ハロルド・スチュワート /著, 細澤仁 /監訳, 筒井亮太 /監訳  
出版 金剛出版 2018.11
大きさ等 21cm 245,15p
分類 146.1
個人件名 バリント,マイクル
注記 原タイトル:Michael Balint
注記 文献あり 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【ハロルド・スチュワート】1924-2005。英国精神分析協会所属の訓練分析医、スーパーヴァイザー。1924年にロンドンのユダヤ系移民の家庭に生まれ、生粋のロンドン子として育った。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンやユニバーシティ・カレッジ病院(UCH)で教育を受け、1947年に医師免許を得た。当初は、一般開業医として出発し、17年ほど国民健康保険(NHS)で業務にあたった。初期の研究対象は催眠であったが、次第に精神分析の道を志すようになった。1961年に精神分析家の資格を得た後、1963年には英国精神分析協会会員となった。1965年、。訓練分析家とスーパーヴァイザーの資格を取得した。1989年の引退まで、UCHやNHS、タヴィストック・クリニック、パディントン心理療法センターでの要職を歴任した。夢や催眠状態の研究をはじめ、転移外と転移内における技法の差異、エディプス神話の解釈など、多岐にわたる主題を研究した。2005年に80歳で没。主要著書として、本書のほかに『心的経験と技法問題』(Psychic Experience and Problems of Technique,1992:未邦訳)がある。既訳の論文として、「ヒステリー性幻覚症患者を精神分析する際の操作上の諸問題について」(堀川公平訳In西園昌久監訳[1992]英国独立学派の精神分析:対象関係論の展開、岩崎学術出版社)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 本書は、精神分析独立派の代表的論者であるハロルド・スチュワートらによって執筆されたバリントについての解説書である。第1部では、スチュワートがバリントの主たる四部作および論文「外傷と対象関係」「精神分析訓練と教育分析」を概観し、内外からの批判とその反論を著している。ここでは純粋精神分析についてのバリントの仕事に初めて触れる読者や知識を整理したい中堅に向けて書かれている。とりわけ第六章は、ウィニコットやカーン、サザーランドなどのほかの分析家との対照点や相違点を洗い出し、ボラスのような現代的な臨床家へのつながりを検討しており、この書の白眉と言える論考であろう。第2部では、『6分間対話療法』や『医療における精神療法の技法』などのバリントのほかの書物に触れ、精神分析の他領域での応用を検討している。「日常臨床」への応用場面や一般臨床での訓練についても言及しており、バリントの応用精神分析の仕事についての解説となっている。
目次 第1部 精神分析(『一次愛と精神分析技法』(一九五二);『人間の快感と行動における問題』(一九五六);『スリルと退行』(一九五九);『治療論からみた退行:基底欠損の精神分析』(一九六八);外傷理論と精神分析の教育;批判とさらなる発展);第2部 応用精神分析(応用精神分析;一般開業医の訓練要綱(ロバート・ゴスリング);一般開業医の訓練と精神分析(ロバート・ゴスリング);変化の瞬間(アンドリュー・エルダー))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1662-7   4-7724-1662-5
書誌番号 1113647363
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113647363

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