幕末史の再構築 --
町田明広 /著   -- 人文書院 -- 2018.12 -- 19cm -- 265p

資料詳細

タイトル 薩長同盟論
副書名 幕末史の再構築
著者名等 町田明広 /著  
出版 人文書院 2018.12
大きさ等 19cm 265p
分類 210.58
件名 薩長連合(1866) , 日本-歴史-江戸末期
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1962年長野県生まれ。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、神田外語大学外国語学部准教授・日本研究所副所長、明治維新史学会理事。専門は日本近現代史(明治維新史・対外認識論)。著書に『幕末文久期の国家政略と薩摩藩』(岩田書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 薩長同盟とは、明確な「軍事同盟」ではなく小松帯刀と木戸孝允との「覚書」と呼ぶべきものだったのではないか。文久2年から慶応2年までの4年間、目まぐるしく変化した情勢を整理し、同時代の一次資料から幕末史の再構築を試みる。
要旨 敵対していた薩摩と長州が手を組み討幕への道をひらいたとされる薩長同盟。しかし、そこに至る経緯を詳細にたどると、薩長の思惑のずれが見えてくる。それは明確な「軍事同盟」ではなく小松帯刀と木戸孝允との「覚書」と呼ぶべきものだったのではないか。文久二年から慶応二年までの四年間、目まぐるしく変化した情勢を整理し、同時代の一次史料から幕末史の再構築を試みる意欲作。
目次 第1章 薩長衝突の過程―寺田屋事件から禁門の変;第2章 第一次長州征伐と幕薩対立;第3章 中央政局の動向と薩長融合運動の開始;第4章 坂本龍馬の登場と薩長融和の促進;第5章 長州藩の軍需品購入と薩摩藩の協力;第6章 長州再征・通商条約の勅許と薩摩藩;第7章 桂久武の上京と薩摩藩の動静;第8章 坂本龍馬・黒田清隆の派遣;第9章 「小松・木戸覚書」の成立と意義
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52074-1   4-409-52074-1
書誌番号 1113648571
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113648571

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