古澤直人 /著   -- 吉川弘文館 -- 2019.1 -- 22cm -- 369,23p

資料詳細

タイトル 中世初期の〈謀叛〉と平治の乱
著者名等 古澤直人 /著  
出版 吉川弘文館 2019.1
大きさ等 22cm 369,23p
分類 322.14
件名 法制史-日本-鎌倉時代 , 平治の乱(1159)
注記 索引あり
著者紹介 1958年 東京都に生まれる。1988年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、名古屋芸術大学講師・同助教授を経て、現在 法政大学経済学部教授。文学博士。〔主要著書〕『鎌倉幕府と中世国家』(校倉書房、1991年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中世をめぐる全体認識の史学史と本書の課題. 謀叛に関わる勲功賞について. 平治の乱における源義朝謀叛の動機形成. 平治の乱における藤原信頼の謀叛. 平治の乱の構図理解をめぐって. 平治の乱の経緯と結末について. 御成敗式目九条成立の前提. 『玉葉』にみえる「謀叛」用例について. 頼朝の「謀叛」と「謀反」. 和田合戦と横山時兼. 御成敗式目制定の思想. まとめと課題
内容紹介 律令では天皇・朝廷への反逆とされていた「謀叛」は、中世初期にはどのような法概念に変わったのか。謀叛の代表的事例だが古記録に欠ける平治の乱を綿密に検証。「謀叛」呼称の意味・思想等を考察し、御成敗式目の法構造に迫る。
要旨 律令では天皇・朝廷への反逆とされていた「謀叛」は、承久の乱を経て中世初期にはどのような法概念に変わったのか。謀叛の代表的事例だが古記録に欠ける平治の乱の経緯と結末、源義朝や貴族らの決起の動機などを綿密に検証。古文書や『玉葉』などに見られる文例を博捜し、「謀叛」呼称の意味・機能・思想を考察して、御成敗式目の制定目的を解明する。
目次 中世をめぐる全体認識の史学史と本書の課題;1 平治の乱の再検討(謀叛に関わる勲功賞について―中世成立期を中心に;平治の乱における源義朝謀叛の動機形成;平治の乱における藤原信頼の謀叛―再評価と動機形成をめぐって;平治の乱の構図理解をめぐって―清盛黒幕説と後白河上皇黒幕説について;平治の乱の経緯と結末について―『愚管抄』解釈と河内祥輔学説の検証を通じて);2 中世初期における謀叛の研究(御成敗式目九条成立の前提―平安遺文・鎌倉遺文の「謀叛」用例の検討から;『玉葉』にみえる「謀叛」用例について;頼朝の「謀叛」と「謀反」;和田合戦と横山時兼;御成敗式目制定の思想―二通の北条泰時書状の分析を中心に);まとめと課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02953-7   4-642-02953-2
書誌番号 1113649634
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113649634

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