日本「兵学研究」の集大成 -- PHP新書 --
森田吉彦 /著   -- PHP研究所 -- 2018.12 -- 18cm -- 393p

資料詳細

タイトル 吉田松陰『孫子評註』を読む
副書名 日本「兵学研究」の集大成
シリーズ名 PHP新書
著者名等 森田吉彦 /著  
出版 PHP研究所 2018.12
大きさ等 18cm 393p
分類 399.23
件名 孫子評註
個人件名 吉田 松陰
注記 文献あり
著者紹介 1973年、神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。国際史、国際政治学、日本思想専攻。現在、大阪観光大学国際交流学部教授。著書に『兵学者吉田松陰――戦略・情報・文明』(ウェッジ)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 吉田松陰が晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。江戸期の孫子研究を集大成した、吉田松陰の真の主著を読解。本当の『孫子』の読み方から明治維新への影響まで、すべて判明する。
要旨 兵学者・吉田松陰の真髄、ここに極まる!そもそも松陰は長州藩の兵学師範であり、『孫子』は座右の書であった。その松陰が晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。この書は、江戸期の『孫子』研究を集大成しつつ、欧米列強が迫る時勢もふまえて読み解いたものであり、まさに、松陰が生涯を懸けた本当の主著といえる。高杉晋作、久坂玄瑞ら松下村塾の教え子たちの維新戦略の淵源も、この『孫子評註』にあった。日本周辺の安全保障の危機がかつてないほどに高まる今、改めて手に取り、学びたい、日本人のための『孫子』研究の決定版。
目次 巻首 『孫子』の読み方、『孫子』の構造;始計第一 戦略情報分析と「千変万化極まりない」戦い;作戦第二 経済的側面の把握から長期持久戦へ;謀攻第三 「最上の戦い方は敵の謀を討つこと」;軍形第四 不敗の態勢をとり、勝機を待つ;兵勢第五 勢はつくりだすもの;虚実第六 「敵の実を避けて虚を撃つ」;軍争第七 「後に出発して、先に到着する」;九変第八 「利と害の両面を考える」;行軍第九 敵情観察と味方の掌握;地形第十 「彼を知り己を知れば、勝ちすなわち危うからず」;九地第十一 「死地に陥ればかえって生き延びる」;火攻第十二 何を「慎み」「戒める」のか;用間第十三 上智を半間(二重スパイ)にする;跋 再跋 他日あるいは一同に集える日があれば;補章 孫子の兵法と日中の政戦略
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-84192-2   4-569-84192-9
書誌番号 1113649675
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113649675

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戸塚 公開 Map 399 一般書 利用可 - 2064545860 iLisvirtual