『開版指針』から解き明かす --
白戸満喜子 /著   -- 文学通信 -- 2018.12 -- 22cm -- 430p

資料詳細

タイトル 紙が語る幕末出版史
副書名 『開版指針』から解き明かす
著者名等 白戸満喜子 /著  
出版 文学通信 2018.12
大きさ等 22cm 430p
分類 023.1
件名 出版-日本-歴史-江戸末期 , 紙-歴史
注記 索引あり
著者紹介 青森県立弘前高等学校卒業。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒業後、法政大学大学院にて日本文学(近世)を専攻。指導教官は松田修。原典・現物にこだわる研究姿勢を継承している。慶應義塾大学の無料公開オンライン講座FutureLearn「The Art of Washi Paper in Japanese Rare Books(古書から読み解く日本の文化、和本を彩る紙の世界)」で講師を勤める。主要論文は「紙維新」(日本文学協会『日本文学』50巻10号、2007年)、「料紙観察事例報告 和紙と洋紙のはざま」(和紙文化研究会『和紙文化研究』23号、2015年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 和紙から洋紙へ、和本から洋本へ―書物の形態が変化するとき、人は何を考え何を目指すのか?これからの出版を考えるために編まれた資料『開版指針』の全貌を初紹介。文献記録としての分析に加え、マイクロスコープによる料紙観察という新たな書誌学的方法を提示する。書物の近代化は江戸時代からはじまっていた!
目次 序論 新たな書誌学的方法で“蔭”の幕末出版史を解き明かす;第1章 『開版指針』にみる幕末の書物事情(『開版指針』書誌事項;『開版指針』翻刻と解説;『開版指針』の構成);第2章 『開版指針』成立の背景(『開版指針』と他資料の比較;『開版指針』と筒井政憲;『開版指針』と蕃書調所 ほか);第3章 紙質にみる書物の多様性と近代化(料紙観察という方法;各種版本の調査結果;明治期の書物にみる料紙 ほか);結び 『開版指針』と書物の近代化―伏流の書誌学
ISBN(13)、ISBN 978-4-909658-05-0   4-909658-05-X
書誌番号 1113654742

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 023.1 一般書 利用可 - 2064207795 iLisvirtual