マルクス『資本論』を読み直す -- いま読む!名著 --
沖公祐 /著   -- 現代書館 -- 2019.1 -- 20cm -- 222p

資料詳細

タイトル 「富」なき時代の資本主義
副書名 マルクス『資本論』を読み直す
シリーズ名 いま読む!名著
著者名等 沖公祐 /著  
出版 現代書館 2019.1
大きさ等 20cm 222p
分類 331.6
件名 資本論
個人件名 マルクス,カール・ハインリヒ
注記 文献あり
著者紹介 1971年、広島県生まれ。東北大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、香川大学経済学部教授。専門は、経済理論、社会思想。著書に、『余剰の政治経済学』(2012年、日本経済評論社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『資本論』が世に出て150年あまり、私たちは当時よりも豊かになったのだろうか。「富」「貨幣」「労働」「資本」をキーワードに豊かさについて再考し、限界に突き当たった資本主義を乗り越えることの可能性を展望する。
要旨 本書は「富のあり方」をテーマに豊かさというものの再考を試みる。なぜなら『資本論』は何より「富」に対する透徹した眼差しに貫かれた書物だからである。まず、本書のキーになる“富”という概念を巡るさまざまな思想家の発想を参照しつつ資本主義の成り立ちについて深く考える。次に“貨幣”に主題を移し、貨幣がリアルな身体とイデア的な身体という二つの身体をもつことを解き明かす。そして「賃労働者は自由なのか」という問いを設定し資本主義における“労働”の有様を丹念に検証していく。最後に、現代における“資本”のグローバリゼーションについて考えながら、限界に突き当たった資本主義を乗り越えることの可能性を展望したい。
目次 序章 マルクスはなぜ『資本論』を書いたのか;第1章 資本主義の「起源」;第2章 貨幣の「創世記」;第3章 賃労働の変容;第4章 資本のグローバリゼーション;終章 資本主義を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-1014-1   4-7684-1014-6
書誌番号 1113656558

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