二つの植民地体験 -- シリーズ日本の中の世界史 --
小谷汪之 /著   -- 岩波書店 -- 2019.1 -- 19cm -- 222,4p

資料詳細

タイトル 中島敦の朝鮮と南洋
副書名 二つの植民地体験
シリーズ名 シリーズ日本の中の世界史
著者名等 小谷汪之 /著  
出版 岩波書店 2019.1
大きさ等 19cm 222,4p
分類 910.268
個人件名 中島 敦
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1942年生。東京大学文学部東洋史学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(史学)。インド史専攻。東京都立大学名誉教授。著書に、『マルスクとアジア――アジア的生産様式論争批判』(青木書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし、のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に暮らした中島敦。そこで彼は何を感じ、何を考えたのか。2つの植民地経験を追体験することを通じて、20世紀前半に多くの日本人が植民地支配とかかわったことの意味を問い直す。
要旨 「李陵」「光と風と夢」などで知られる作家・中島敦は、少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし、のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に暮らした経験を持つ。そこで中島は何を感じ、何を考えたのか。これらの体験は中島の表現や作品世界にどう反映されているだろうか。二つの植民地経験を追体験することを通じて、二〇世紀前半に多くの日本人が植民地支配とかかわったことの意味を改めて問い直す。
目次 プロローグ 中島敦・スティーヴンソン・植民地体験;第1章 中島敦の朝鮮(一九二二‐三三年);第2章 南洋庁編修書記、中島敦(一九四一‐四二年);第3章 「光と風と夢」―サモアのスティーヴンソンと中島敦;第4章 南洋に生きた人びと;第5章 中島敦の南洋;エピローグ―植民地体験の追体験
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028386-1   4-00-028386-3
書誌番号 1113656777
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113656777

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