わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか --
岸田秀 /著   -- いそっぷ社 -- 2019.1 -- 20cm -- 239p

資料詳細

タイトル 唯幻論始末記
副書名 わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか
著者名等 岸田秀 /著  
出版 いそっぷ社 2019.1
大きさ等 20cm 239p
分類 146.1
件名 精神分析
個人件名 岸田 秀
著者紹介 1933年、香川県生まれ。「人間は本能が壊れた動物である」という前提から、自我や家族、歴史、国家、セックスにいたるまで「幻想」に支えられて成り立っているという「唯幻論」を提唱。著書に『ものぐさ精神分析』(正・続、ともに中公文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 唯幻論の背景には、まとわりついていた強迫観念があった…。著者が「人生最後の本」として、「母の愛」に苦しめられた自らの人生とともに振り返る唯幻論の一部始終を総括した1冊。
要旨 一九七七年に『ものぐさ精神分析』として出版されて以来、熱狂的な支持と一部の反対・批判にもさらされてきた「唯幻論」。この独創的な理論はどのような道筋をたどって生まれたのか。「なぜセックスしない男女関係こそ“清らか”と考えていたのか」「なぜ日本兵の死体の写真を見ると、ひどいショックを受けるのか」著者のあくまで個人的な疑問点から構築されたのが「性的唯幻論」であり「史的唯幻論」だった。そこには、著者が子供時代に経験した母親からの過度な期待と、それにともなう強迫観念が澱のように横たわっていた―。著者が「人生最後の本」として唯幻論の一部始終を総括した本。
目次 第1章 性的唯幻論と史的唯幻論;第2章 わたしの略歴;第3章 偽りの理想的母親像;第4章 強迫観念から生まれた性的唯幻論;第5章 現実感覚の不全;第6章 でっちあげられた「天孫降臨神話」;第7章 善意の加害行為;第8章 消えた我が家
ISBN(13)、ISBN 978-4-900963-81-8   4-900963-81-X
書誌番号 1113656882

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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