外来種・国境・排外主義 --
ジェームズ・スタネスク /編, ケビン・カミングス /編, 井上太一 /訳   -- 以文社 -- 2019.1 -- 20cm -- 308p

資料詳細

タイトル 侵略者は誰か?
副書名 外来種・国境・排外主義
著者名等 ジェームズ・スタネスク /編, ケビン・カミングス /編, 井上太一 /訳  
出版 以文社 2019.1
大きさ等 20cm 308p
分類 468
件名 外来種
注記 原タイトル:Ethics and Rhetoric of Invasion Ecology
注記 文献あり
著者紹介 【ジェームズ・スタネスク】アメリカン大学(ワシントンDC)非常勤講師(哲学).道徳哲学,社会倫理,地球倫理の講義を担当.大陸哲学,プラグマティズム,脱植民地主義の伝統が生んだ研究成果にもとづく環境・動物哲学を主たる探究領域とする.批判的動物研究の分野で多数の論文を発表しているほか,ブログCritical Animalを執筆.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:種が侵略者となるとき ジェームズ・スタネスク著 ケビン・カミングス著. いと〈わ〉しい存在の管理を超えて マシュー・カラーコ著. 外来種生態学、あるいは、存在多元論の探究 ジェームズ・スタネスク著. 客か厄か賊か レベカ・シンクレア著 アンナ・プリングル著. ユダの豚 バシレ・スタネスク著. 帰属の大活劇 バヌ・スブラマニアム著. よそ者を迎えて ケルシー・カミングス著 ケビン・カミングス著. 楽園と戦争 ケイシー・R・シュミット著. 根無し草の根を育てる マイカ・ヒルトン著
要旨 なぜ脅威は「外」から来ると考えるのか?外来種を侵略者と読み替える「国境」の論理―それが生み出す、人間と人外の動物への「排外主義」とは何か。本書は、「人新世」や「多元的存在論」など、人間と自然の関係を再検討する諸概念・研究を手がかりに、既存の外来種論の見直しを図る人文社会科学からの応答である。
目次 序章 種が侵略者となるとき;第1章 いと(わ)しい存在の管理を超えて;第2章 外来種生態学、あるいは、存在多元論の探究;第3章 客か厄か賊か―種に印づけられた倫理と植民地主義による「侵略的他者」の理解;第4章 ユダの豚―サンタクルス島の「野生化」豚殺し、生政治、ポスト商品物神;第5章 帰属の大活劇―多種世界における市民権の非登録化;第6章 よそ者を迎えて―繁殖の脅威論と侵略種;第7章 楽園と戦争―アルド・レオポルドと復元生態学におけるレトリックの起源;第8章 根無し草の根を育てる―ピーター・ケアリーの『異星の快楽』にみられる侵略種と不気味な生態系
ISBN(13)、ISBN 978-4-7531-0351-5   4-7531-0351-X
書誌番号 1113657386

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 468 一般書 利用可 - 2064260750 iLisvirtual
港北 公開 Map 468 一般書 利用可 - 2071404857 iLisvirtual