「歌集」未収録作品から何を読みとるのか --
内野光子 /著   -- 一葉社 -- 2019.1 -- 22cm -- 279p

資料詳細

タイトル 齋藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代
副書名 「歌集」未収録作品から何を読みとるのか
著者名等 内野光子 /著  
出版 一葉社 2019.1
大きさ等 22cm 279p
分類 911.162
個人件名 斎藤 史
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1940年東京生まれ。63年東京教育大学文学部(法律政治学専攻)卒業。国立国会図書館に11年間勤務後、短大・大学図書館に勤務し、94年退職。98年立教大学社会学部修士課程(マス・メディア論専攻)修了。1959年東京教育大学短歌会参加。60年ポトナム短歌会参加、現在に至る。1982~2005年風景短歌会参加。歌集に『冬の手紙』(五月書房・1971)、『野の記憶』(ながらみ書房・2004)、『一樹の声』(ながらみ書房・2012)。評論集に『短歌と天皇制』(風媒社・1988)、『短歌に出会った女たち』(三一書房・1996)、『現代短歌と天皇制』(風媒社・2001)、『天皇の短歌は何を語るのか』(御茶の水書房・2013)。共著に『知識の組織化と図書館』(日外アソシエーツ・1983)、『扉を開く女たち』(砂子屋書房・2001)、『女たちの戦争責任』(東京堂出版・2004)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 はづかしきわが歌なれど隠さはずおのれが過ぎし生き態なれば(昭52記(『齋藤史全歌集』より))。この歌の背後に消えた真実とは…齋藤史の全容―隠蔽や削除、改ざんの過程を検証し、表現者としての責任と覚悟を問う!詳細な資料から齋藤史の実像に迫る渾身の書。
目次 はじめに―二〇一七年六月、「大波小波」の指摘;第1章 齋藤史研究の基礎的な作業として、何をなすべきか(資料環境の変化;『全歌集』編集・収録過程検証の意義;なぜ、いま「斉藤史」なのか;なぜ、戦時下・敗戦直後なのか;近代短歌史における斉藤史);第2章 戦時下の短歌は何を伝えたのか(『朱天』刊行の時代に何があったのか;『朱天』の短歌から何を読み取るのか;敗戦後、『朱天』の評価はどう変わったのか);第3章 『朱天』後の作品の行方(『朱天』後の戦時下の作品の行方;『やまぐに』から『うたのゆくへ』―敗戦後の再出発);第4章 齋藤史から何を知り、何を学ぶのか(短歌創作の姿勢について;天皇への傾斜、その源流)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87196-075-5   4-87196-075-7
書誌番号 1113657884

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.16 一般書 利用可 - 2064217456 iLisvirtual