いま日本から興す哲学 --
末木文美士 /著   -- ぷねうま舎 -- 2019.1 -- 20cm -- 332p

資料詳細

タイトル 冥顕の哲学 2
各巻タイトル いま日本から興す哲学
著者名等 末木文美士 /著  
出版 ぷねうま舎 2019.1
大きさ等 20cm 332p
分類 121.04
件名 日本思想 , 日本思想-歴史 , 比較哲学 , 哲学と宗教
注記 文献あり
著者紹介 1949年生まれ.78年,東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学.専攻,仏教学,日本思想史,比較思想.現在東京大学名誉教授,国際日本文化研究センター名誉教授,放送大学客員教授.著書:『解体する言葉と世界――仏教からの挑戦』(岩波書店,1998),『「碧巌録」を読む』(岩波書店,1998),『明治思想家論――近代日本の思想・再考Ⅰ』『近代日本と仏教――近代日本の思想・再考Ⅱ』『他者・死者たちの近代――近代日本の思想・再考Ⅲ』(トランスビュー,2004-10),『他者/死者/私――哲学と宗教のレッスン』(岩波書店,2007),『仏典を読む――死から始まる仏教史』(新潮社,2009),『哲学の現場――日本で考えるということ』(トランスビュー.2012),『草木成仏の思想――安然と日本人の自然観』(サンガ,2015),『思想としての近代仏教』(中公選書,2017),『仏教から読む古典文学』(角川選書,2018),『冥顕の哲学1 死者と菩薩の倫理学』(ぷねうま舎,2018)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:伝統思想から哲学へ. 日本発の哲学. 批判的思惟の有効性. 比較思想という視座. 公共性と他者. 仏教の非宗教的理解. ファシズム/ニヒリズム/日本. 科学/国家/道元. 禅から井筒哲学を考える. 社会性から宗教へ. 国家/宗教/倫理. 果てしなき螺旋の途上にて
要旨 死と死者の領域、今日これほどに「大きな物語」はない。ここで沈黙するのではなく、発信するとすれば、どんな戦略を要するのか。日本中世以来の伝統思想(大伝統)、明治から大正への近代化の苦闘(中伝統)、そして戦後、脱近代に至るまでの曲折に満ちた歩み(小伝統)。視野を変え、焦点深度を転換して、真新しい哲学のフィールドを拓こうとする。「語りえぬもの」という呪縛を離れ、先人が陥った隘路に学びつつ、この時代の閉塞を引き裂く言葉とアイデアを模索する力業。生を導く普遍的な価値と規範の再生はありうるのか。
目次 伝統思想から哲学へ;1 日本から哲学する(日本発の哲学―その可能性をめぐって;批判的思惟の有効性―マルクス主義と日本思想史;比較思想という視座;公共性と他者―日本思想の立場から);2 近代日本哲学と仏教―批判的考察(仏教の非宗教的理解―和辻哲郎;ファシズム/ニヒリズム/日本―西谷啓治批判序説;科学/国家/道元―橋田邦彦と『正法眼蔵』;禅から井筒哲学を考える;社会性から宗教へ―今村仁司の清沢満之論);3 脱近代に抗して(国家/宗教/倫理―脱近代の中で);果てしなき螺旋の途上にて
ISBN(13)、ISBN 978-4-906791-98-9   4-906791-98-0
書誌番号 1113658156
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113658156

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