1300年から現代まで --
ミシェル・ヴォヴェル /〔著〕, 立川孝一 /訳, 瓜生洋一 /訳   -- 藤原書店 -- 2019.2 -- 22cm -- 585p

資料詳細

タイトル 死とは何か 上
副書名 1300年から現代まで
著者名等 ミシェル・ヴォヴェル /〔著〕, 立川孝一 /訳, 瓜生洋一 /訳  
出版 藤原書店 2019.2
大きさ等 22cm 585p
分類 230.04
件名 ヨーロッパ-文化-歴史 , 生死-歴史
注記 原タイトル:La mort et l’Occident
注記 日本翻訳出版文化賞(2019年55回)
著者紹介 【ミシェル・ヴォヴェル】1933年2月6日リヨン生まれ。1953年にエコール・ノルマル・シュペリウールに入学。1961年にプロヴァンス大学文学部(エクス=アン=プロヴァンス)の助手となり、学位論文『18世紀プロヴァンスにおけるバロック的信仰と非キリスト教化』(1973)を著して同大学教授となる。さらに『宗教と革命-共和2年の非キリスト教化』『プロヴァンスにおける祭りの変容-1750~1820』(1976)を発表し、心性の歴史家、プロヴァンスの革命史家として注目されるようになる。本書『死とはなにか』(原題『死と西欧-1300年から現代まで』1983)は、それまで彼のフィールドであった18世紀プロヴァンスから大きく踏み出し、中世から現代に至る西欧世界-更に新大陸にまで広がる西洋世界-広く展望している。1983年にはパリ大学のフランス革命史講座の教授となり、1989年にはフランス革命200周年の歴史部門総括責任者として世界各地を巡り、日本でも講演。その後も『図像が語る歴史-中世の怪物からスーパーウーマンまで』(1989)、『〈政治〉の発見-フランス革命の地政学』(1993)、『フランス革命下の姉妹共和国』(2000)、『マルセイユのサンキュロット』(2008)など多数の著書を出版。2018年10月6日エクス=アン=プロヴァンスにて没。邦訳された著書に 『フランス革命の心性』(岩波書店)『フランス革命と教会』(人文書院)等。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 心性の歴史家、プロヴァンスの革命史家ヴォヴェルの主著であり、“死の歴史”の到達点。膨大な資料をもとに、中世から現代までの西欧世界(さらに新大陸に及ぶ西洋世界)を展望する。上巻は18世紀初めまで。
要旨 西洋世界では、死とどう向き合ってきたのか?その歴史的変容の全貌。心性の歴史家、プロヴァンスの革命史家ヴォヴェル(1933-2018)の主著であり、“死の歴史”の到達点。宗教、哲学、文学、科学等の文献から、絵画、彫刻、建築に至る膨大な資料をもとに、中世から現代までの西欧世界(さらに新大陸に及ぶ西洋世界)を展望。上巻は18世紀初めまで。第55回日本翻訳出版文化賞受賞。
目次 序章 死の鏡に映し出された人間の歴史;第一部 一三〇〇年代の死―中世盛期における死の二類型(第1章 中世における死―均衡と圧力;第2章 死の古い体系;第3章 キリスト教の一〇〇〇年;第4章 逸脱者たち―吟遊詩人からカタリ派まで);第二部 死の勝利(第5章 ペストの時代;第6章 死者の叛乱と死の舞踏;第7章 死と来世についての新しいキリスト教的言説;第8章 死から墓場へ―身振りのインフレーション 251;第9章 来世への新たな戦略);第三部 ルネサンス―転機、あるいは急展開(第10章 一六世紀中葉における生と死の勢力;第11章 一六世紀における死の三つの異議申し立て;第12章 ユマニスム期における死に対する新しい感性;第13章 選択から実践へ―カトリックとプロテスタント、一つの態度か、二つの態度か);第四部 バロック時代の盛大な葬儀(一五八〇~一七三〇年)(第14章 バロックの戦慄;第15章 時代の悲惨さ;第16章 死を血祭りにあげる;第17章 死の思索の中の生;第18章 天国と地獄の間;第19章 盛大な儀式;第20章 第二の生;第21章 否認する精神)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-207-3   4-86578-207-9
書誌番号 1113659510

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