田辺尚雄が見た大東亜の響き --
鈴木聖子 /著   -- 春秋社 -- 2019.1 -- 20cm -- 350,4p

資料詳細

タイトル 〈雅楽〉の誕生
副書名 田辺尚雄が見た大東亜の響き
著者名等 鈴木聖子 /著  
出版 春秋社 2019.1
大きさ等 20cm 350,4p
分類 768.2
件名 雅楽(日本)-歴史
個人件名 田辺 尚雄
注記 文献あり 索引あり
注記 サントリー学芸賞・芸術・文学部門(2019年41回)
著者紹介 1971年東京都生まれ。2012年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(文化資源学)単位取得退学。現在はパリ・ディドロ大学(パリ第七大学)東アジア言語文化学部・助教。京都造形芸術大学・非常勤講師。博士(文学)。専門は近代日本音楽芸能史、音楽芸能の文化資源学(文化資源としての活用)。共著に『伝統を読みなおす1 日本文化の源流を探る』野村朋弘編(京都造形大学出版局、2014)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 西洋の音響学や進化論などの“科学的”知見にもとづき、日本の音楽を研究した音楽学者・田辺尚雄は、遠くシルクロードのむこうに「雅楽」の悠久の響きを追い求めた。つくられた「雅楽」の真相に迫る画期的論考。
要旨 「平安時代からの伝統」?「シルクロードの悠久の響き」?つくられた“雅楽”の真相に迫る。西洋の音響学や進化論などの“科学的”知見にもとづき日本の音楽を研究した音楽学者・田辺尚雄。「日本音階」の探究から出発し、“雅楽”を核とする「日本音楽史」を編み上げ、果てはシルクロードのむこうに“雅楽”の悠久の響きを追い求めた。
目次 「雅楽」と「音楽」;第1部 「日本音階」の誕生(東京帝国大学理科大学物理学科というトポス;田辺尚雄の音階研究);第2部 進化論と「日本音楽史」(「進歩」と「国民性」のはざまで―進化論における西洋音楽と日本音楽の出会い;新しい「日本音楽史」の誕生―「音楽科学」と雅楽の進化論);第3部 大東亜音楽科学奇譚(箜篌の楽器学―雅楽の起源を古代メソポタミア文明にたどる;植民地の音楽フィールドワークと雅楽の起源;東洋音楽進化論の要としての雅楽;雅楽、「大東亜音楽として万邦斉しく仰ぎ見るもの」);雅楽の戦後
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-93035-9   4-393-93035-5
書誌番号 1113659528

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 768.2 一般書 利用可 - 2064280280 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 768 一般書 利用可 - 2073333175 iLisvirtual