ウェーバーの方法論から知の現在へ --
佐藤俊樹 /著   -- 岩波書店 -- 2019.1 -- 20cm -- 407,10p

資料詳細

タイトル 社会科学と因果分析
副書名 ウェーバーの方法論から知の現在へ
著者名等 佐藤俊樹 /著  
出版 岩波書店 2019.1
大きさ等 20cm 407,10p
分類 301.6
件名 社会科学-方法論 , 因子分析(数学)
個人件名 ヴェーバー,マックス
注記 欧文タイトル:Social Science and Causal Analysis
注記 索引あり
著者紹介 1963年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程退学。博士(社会学)。東京大学大学院総合文化研究科教授。比較社会学、日本社会論。著書に『近代・組織・資本主義――日本と西欧における近代の地平』(ミネルヴァ書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 社会科学の創始者の1人であるマックス・ウェーバー。統計学の専門書に齧りつき、彼は、何を考え始めたのか。その苦闘を追体験し、「社会科学とは何か」を考える。従来のマックスウェーバー像と20世紀の学問的・思想的風景の更新。
要旨 マックス・ウェーバーは、「社会に関わる因果のしくみを解明し、それを他人に伝える営み」である社会科学の創始者の一人である。彼が確立した「適合的因果」と呼ばれる因果分析の方法が、百年後の現代の社会科学における最先端の展開や論争、統計的因果推論等の手法にそのままつながっているとしたら?その出発点で、社会科学が既に「人文学/自然科学」「文科系/理科系」といった二項図式ではとらえきれないものだったとしたら?従来のウェーバー像とは大きく異なるその学術の姿を明らかにしながら「古典」に新たな生命の息吹を吹き込み、その後の「百年の螺旋」をたどることで社会科学とは何をする学術なのかを追究する。
目次 第1章 社会科学とは何か(社会科学は何をする?;人文学と自然科学の間で);第2章 百年の螺旋(リッカートの文化科学―価値関係づけの円環;機能主義と因果の推論―制度のしくみと意味 ほか);第3章 適合的因果の方法(歴史の一回性と因果―リッカートからフォン・クリースへ(1);適合的因果と反実仮想―リッカートからフォン・クリースへ(2) ほか);第4章 歴史と比較(日常会話の可能世界―因果分析の方法論(1);歴史学者の思考実験―因果分析の方法論(2) ほか);第5章 社会の観察と因果分析(法則論的知識と因果推論;社会科学と反事実的因果 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061315-6   4-00-061315-4
書誌番号 1113660689
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113660689

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