小林宣彦 /著   -- 吉川弘文館 -- 2019.2 -- 22cm -- 322,7p

資料詳細

タイトル 律令国家の祭祀と災異
著者名等 小林宣彦 /著  
出版 吉川弘文館 2019.2
大きさ等 22cm 322,7p
分類 210.3
件名 祭祀-日本-歴史-古代 , 律令-日本-歴史-古代
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1974年 栃木県に生まれる。2005年 國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。現在 國學院大學神道文化学部准教授。〔主要論文〕「神階奉授に関する一考察―奈良時代を中心として―」(岡田莊司編『古代諸国神社神階の研究』岩田書院、2002年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:律令国家祭祀の構造. 律令期神祇制の再検討. 古代の「罪」と「祟」. 古代における災異への対処とその思想的背景. 律令国家における神仏関係. 古代の神事構造と神郡の成立. 律令制の成立と祭祀. 令制下における国造. 奈良時代の神位の性格. 律令祭祀の成立と神社. 古代の神社とその周縁. 国家祭祀と神税. 国家祭祀と神主
内容紹介 律令国家は、頻発する災異から共同体を保全するため、元来は豊穣・防疫を祈り収穫を感謝して執り行われる祭祀を、どのようにしてシステム化し、国家祭祀として制度化したのか。歴史学と宗教学の両面から古代祭祀の実態を解き明かす。
要旨 七世紀から八世紀にかけて成立した律令国家は、頻発する災異から共同体を保全するため、元来は豊穣・防疫を祈り収穫を感謝して執り行われる祭祀を、どのようにしてシステム化し、国家祭祀として制度化したのか。古代の「罪」と「祟」、神仏習合、神郡の成立、神階奉授、神税管理などを分析し、歴史学と宗教学の両面から古代祭祀の実態を解き明かす。
目次 律令国家祭祀の構造―官社・名神・神祇官を中心に;第1部 古代祭祀と災異(律令期神祇制の再検討―霊験と祟りをめぐる神事のシステム化を中心に;古代の「罪」と「祟」―稲荷神にみる「伐木の罪」と「天皇不予」とを中心に;古代における災異への対処とその思想的背景―神・仏・天のうち神祇の対処を中心に;律令国家における神仏関係);第2部 律令国家と祭祀(古代の神事構造と神郡の成立;律令制の成立と祭祀―出雲神郡の成立を中心に;令制下における国造;奈良時代の神位の性格);第3部 国家祭祀と神社(律令祭祀の成立と神社;古代の神社とその周縁;国家祭祀と神税―神社経済;国家祭祀と神主―国家と奉斎集団とをつなぐ神職)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04654-1   4-642-04654-2
書誌番号 1113661148
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113661148

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