フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史 --
篠田勝英 /編, 海老根龍介 /編, 辻川慶子 /編   -- 水声社 -- 2019.2 -- 22cm -- 372p

資料詳細

タイトル 引用の文学史
副書名 フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史
著者名等 篠田勝英 /編, 海老根龍介 /編, 辻川慶子 /編  
出版 水声社 2019.2
大きさ等 22cm 372p
分類 950.2
件名 フランス文学-歴史
著者紹介 【篠田勝英】1948年生まれ。白百合女子大学教授(中世フランス文学)。著書に、『フランス中世文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2007年)、訳書に、『薔薇物語』(ちくま文庫、2007年)、M・パストゥロー『ヨーロッパ中世象徴史』(白水社、2008年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:オリジナルのない時代 篠田勝英著. ルネサンス期のリライトに関する一考察 伊藤玄吾著. リライト、モリエールの『守銭奴』をめぐって 秋山伸子著. ルソーの『エフライムのレヴィ人』再考 越森彦著. 歴史記述における史料の引用 嶋中博章著. 処女ジャンヌの剣 北原ルミ著. 「生ける伝説」としてのジャンヌ・ダルク 坂本さやか著. 言葉と記憶 辻川慶子著. リライトと寓意の多層性 海老根龍介著. 〈言葉の受肉〉としての引用 彦江智弘著. パオロ・ウッチェッロをめぐる変奏 千葉文夫著. 『失われた時を求めて』は『サント=ブーヴに反論する』の小説版なのか 池田潤著. ペルソナとしてのギリシア神話 村中由美子著. モーリヤックとサガン 福田耕介著. 鏡の書法、あるいはヌーヴォー・ロマン的リライトの機制 三ツ堀広一郎著. リライトとパロディ ダニエル・サンシュ著 辻川慶子訳
内容紹介 偏在する「引用=書き直し」とは何か?「オリジナル」の概念が希薄だった中世にはじまり、テクスト相互の緊張関係が高まりをみせる20世紀まで、フランス文学の豊富な事例を読み解くことで、「引用=書き直し」がもつ多様な広がりに焦点を当てる。
要旨 “オリジナル”の概念が希薄だった中世にはじまり、テクスト相互の緊張関係が高まりをみせる20世紀まで、フランス文学の豊富な事例を読み解くことで、「引用=書き直し」がもつ多様な広がりに焦点を当てるアクチュアルな研究成果。
目次 1(オリジナルのない時代;ルネサンス期のリライトに関する一考察―エラスムスの「コピア」そして「パラフラシス」 ほか);2(歴史記述における史料の引用―瀕死の太陽王をめぐるダンジョー候の証言;処女ジャンヌの剣―シャプランの聖戦からヴォルテールの反戦へ ほか);3(言葉と記憶―ネルヴァルにおける引用の詩学;リライトと寓意の多層性―ボードレール「お菓子」再読 ほか);4(『失われた時を求めて』は『サント=ブーヴに反論する』の小説版なのか―小説的批評と批評的小説;ペルソナとしてのギリシア神話―二人の女性作家、マルグリット・ユルスナールとクロード・カーアンが「私」を語るとき ほか);補論 リライトとパロディ
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0394-1   4-8010-0394-X
書誌番号 1113664374
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113664374

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