世阿弥から禅竹へ --
三宅晶子 /著   -- ぺりかん社 -- 2019.2 -- 22cm -- 338p

資料詳細

タイトル 歌舞能の系譜
副書名 世阿弥から禅竹へ
著者名等 三宅晶子 /著  
出版 ぺりかん社 2019.2
大きさ等 22cm 338p
分類 773.2
件名 能楽-歴史
個人件名 世阿弥
注記 索引あり
著者紹介 横浜国立大学教育学部教授。愛知県生まれ。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得後退学。文学博士。日本中世文学、特に能楽専攻。主な著書に『世阿弥は天才である』(草思社、1995年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:言葉の魔術師、世阿弥. 耽美派、禅竹の能. 夢と現の間. 交錯する現在と過去〈融〉. 言葉では表わされない事柄〈浮舟〉. 夜の明ける瞬間〈西行桜〉. 類型化以前の霊験能. 禅竹のもたらした能の革新性. 世阿弥は『源氏物語』を読んでいたか. 雲となり雨となる. もみじに冷淡な世阿弥. 〈砧〉に用いられる「水かけ草」. 能の中の大和、共存する歌枕と実世界. 〈融〉の引き歌考. 〈融〉三五夜中の新月の色. 舞を生む歌語. 動き出す言葉. 歯車となる言葉. 修羅能のシテに選ばれた武将たち. 軍体と砕動風. 力動風再考. 佐渡における世阿弥. 『申楽談儀』世阿弥が語ったこと、語らなかったこと. 住することなき世阿弥. 世阿弥の能楽論と死生観 ほか6編
内容紹介 観阿弥・世阿弥時代を能の大成期とし禅竹の時代は守成に入っていると考えるのが定説だったが、世阿弥と禅竹に焦点をあて、作品を分析し、各人とその時代的特色から、禅竹時代までが創生期と位置づけられることを明らかにする。
要旨 能作史における中心的存在である世阿弥と禅竹に焦点を当て、作品分析を徹底して、それぞれの人とその時代的特色を明らかにする。
目次 第1章 世阿弥と禅竹(言葉の魔術師、世阿弥―“砧”;耽美派、禅竹の能―“野宮”と“定家”);第2章 創生期の能の魅力(夢と現の間;類型化以前の霊験能―“田村”を中心に ほか);第3章 世阿弥の言語感覚(世阿弥は『源氏物語』を読んでいたか―“浮舟”“頼政”“班女”を検討する;「雲となり雨となる」 ほか);第4章 世阿弥における能楽論と能作の実態(修羅能のシテに選ばれた武将たち―“清経”“敦盛”そして“朝長”;軍体と砕動風―『拾玉得花』我意分説をめぐって ほか);第5章 禅竹の世界(六条御息所の変貌―能と物語の間;“野宮”の作者―身にしむ色 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1528-5   4-8315-1528-0
書誌番号 1113664689

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