中島那奈子 /編著, 外山紀久子 /編著   -- 勁草書房 -- 2019.2 -- 22cm -- 377,5p

資料詳細

タイトル 老いと踊り
著者名等 中島那奈子 /編著, 外山紀久子 /編著  
出版 勁草書房 2019.2
大きさ等 22cm 377,5p
分類 769.04
件名 舞踊 , 老年学 , 身体像
注記 欧文タイトル:Aging+Dancing
著者紹介 【中島那奈子】ダンス研究者、ドラマトゥルク、日本舞踊師範。ドラマトゥルクとして国内外の実験的舞台作品に関わり、近年のプロジェクトに「ダンスアーカイブボックス@TPAM2016」、「イヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョン」京都芸術劇場春秋座がある。編著にThe Aging Body in Dance(Routledge,2017),共著にDance Dramaturgy(Palgrave Macmillan,2015)、「老いと踊りとスピリチュアリティ」(鎌田東二編『スピリチュアリティと芸術・芸能』ビイング・ネット・プレス2016)。2017年北米ドラマトゥルク協会エリオットヘイズ賞特別賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:老いのパフォーマティヴィティ 中島那奈子著. 制作と稽古と継承のはざま ガブリエレ・ブラントシュテッター著 古後奈緒子訳 針貝真理子訳. 老いと舞踊の哲学 貫成人著. ダンスにおける痛みの身体 イヴォンヌ・レイナー著 外山紀久子訳. コンテンポラリーダンス、長寿、人生の意味 ラムゼイ・バート著 越智雄磨訳. 上演の考古学 レノーラ・シャンペーン著 常田景子訳. 老いと舞踊 渡辺保著. 老いる未来と若返る伝統 花柳寿南海述 花柳大日翠述 渡辺保述. 解題 中島那奈子著. 日本における「老い」と「踊り」 尼ケ崎彬著. 老女と少女の物語 やなぎみわ著. 日本の神話と儀礼における翁童身体と舞踊 鎌田東二著. 老いを巡るダンスドラマトゥルギー 中島那奈子著. 大野慶人のレクチャー・パフォーマンス《命の姿》について 國吉和子著. 旅立ちの日のための「音楽」〈ダンスも含む〉 外山紀久子著
要旨 誰もが避けられない「老い」。年齢を重ねたダンサーを起用したピナ・バウシュやジャドソン教会派、100歳を超えても踊り続けた大野一雄、老いを成熟とみなす能や踊りの分析をとおし、長時間労働と規律化が可能であるがゆえに近代で理想とされた「若い」身体の価値を再考、脱主体、脱近代を孕む身体の可能性を探る。
目次 老いのパフォーマティヴィティ―老いる踊り手、老いない踊り;第1部 踊りの遺産(制作と稽古と継承のはざま―ピナ・バウシュの“春の祭典”が遺したもの;老いと舞踊の哲学―絶対的他者としての老者の舞;ダンスにおける痛みの身体;コンテンポラリーダンス、長寿、人生の意味);第2部 伝統での老いとポスト・ジェネレーション(上演の考古学―メレディス・モンクの“少女教育再訪”とレノーラ・シャンペーン作、出演によるソロ・パフォーマンス作品“メモリーの物置”;論説と鼎談―日本舞踊と老い;日本における「老い」と「踊り」);第3部 グローバル化する老いのダンスドラマトゥルギー(老女と少女の物語;日本の神話と儀礼における翁童身体と舞踊;老いを巡るダンスドラマトゥルギー―ライムント・ホーゲの終わりなき“An Evening with Judy”;大野慶人のレクチャー・パフォーマンス“命の炎”について―「老い」と舞踏はどこで出会う?);番外編(旅立ちの日のための「音楽」(ダンスも含む))
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-80060-5   4-326-80060-7
書誌番号 1113665017

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