絹とクミアイ --
本田一成 /著   -- 新評論 -- 2019.2 -- 21cm -- 203p

資料詳細

タイトル 写真記録・三島由紀夫が書かなかった近江絹糸人権争議
副書名 絹とクミアイ
著者名等 本田一成 /著  
出版 新評論 2019.2
大きさ等 21cm 203p
分類 366.66
件名 労働争議-滋賀県-歴史 , 近江絹糸紡績 , 労働組合-滋賀県-歴史 , 絹と明察
個人件名 三島 由紀夫
著者紹介 國學院大學経済学部教授。博士(経営学)。人的資源管理論、労使関係論専攻。主な著作に『オルグ!オルグ!オルグ!労働組合はいかにしてつくられたか』(新評論、2018年度「日本労働ペンクラブ賞」受賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1954年、日本を震撼させた106日間に及ぶ熾烈な労働争議「近江絹糸人権争議」の全貌を200点超の写真で再現。世論を喚起し前近代的経営を倒した歴史的闘争がいまよみがえる。
要旨 昭和29年、106日間に及ぶ日本最大級の労働争議「近江絹糸人権争議」が発生し、国民を釘付けにした。この労働争議を取材した三島由紀夫は小説『絹と明察』を世に出しているが、なぜか争議については書き込まなかった。この争議について書かれている本は彦根工場におけるものがほとんどだが、実は大阪、大垣、富士宮、東京などを含む同時多発の全国規模の争議であった。ストライキ、ロックアウト、ピケッティング、乱闘、セスナ機からのビラまき、製品ボイコット、不当労働行為、オルグ合戦、カンパ、銀行や省庁への陳情、政治家の動員、真相発表会、裁判闘争など労使の多様な戦術が交錯し、マスコミ、警察、暴力団、国会すらも巻き込む総力戦となった。それゆえ、各地に仲間を守ったヒーロー達がいた。著者は80歳を超えている存命のヒーローと会い、当時の写真を前にして語り合った。すると、被写体からヒーローが飛び出して、争議の謎解きがはじまった!
目次 第1章 争議の前;第2章 ついに組合が結成された;第3章 争議の実像;第4章 争議終わる;第5章 全繊同盟;第6章 もう一つの争議;第7章 いま、平成末期
ISBN(13)、ISBN 978-4-7948-1118-9   4-7948-1118-7
書誌番号 1113665301

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 366.6 一般書 利用可 - 2064321890 iLisvirtual