批評的、リアリズム的 --
小泉義之 /著   -- 青土社 -- 2019.3 -- 19cm -- 230p

資料詳細

タイトル あたかも壊れた世界
副書名 批評的、リアリズム的
著者名等 小泉義之 /著  
出版 青土社 2019.3
大きさ等 19cm 230p
分類 104
件名 哲学 , 芸術
著者紹介 1954年札幌市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程哲学専攻退学。現在、立命館大学教授。専攻は、哲学・倫理学。主な著書に、『兵士デカルト』(勁草書房)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:不安のビオス、恐怖のゾーエー. デッドエンド、デッドタイム. 人形使いに対する態度. サイボーグ時代の終焉. No Sex,No Future. 奇妙な愛が、われわれを見放すときは決して来ないからには. 夢でもし逢えたら、素敵なことね. 心理の主体、皮膚の主体. ロバの鳴き声. あたかも壊れた世界. おフランスの現代思想ざんす. 不幸を追求する権利. モグラとサルの闘争. ゲーム仕掛けの神
内容紹介 生や狂気の問題を真正面から見据え、既存の価値観にしばられない思想を展開している著者が、その態度で「作品」と向き合うとき、いったい何が見えるのか。現代を代表する哲学者による初の批評集。
要旨 生や狂気の問題を真正面から見据え、既存の価値観にしばられない思想を展開している著者が、その態度で「作品」と向き合うとき、いったい何が見えるのか。現代を代表する哲学者による初の批評集。
目次 第1部 身体的(不安のビオス、恐怖のゾーエー(楳図かずお);デッドエンド、デッドタイム―一九七八年以来の現代思想における(ゾンビ);人形使いに対する態度―公安九課バトーと中山正巡査(押井守『イノセンス』);サイボーグ時代の終焉―錬成陣の構築式を血肉化する主体(荒川弘『鋼の錬金術師』);No Sex, No Future―異性愛のバイオ化・クィア化を夢みることについて(岩明均『寄生獣』));第2部 精神的(奇妙な愛が、われわれを見放すときは決して来ないからには(王兵『収容病棟』);夢でもし逢えたら、素敵なことね(古屋兎丸);心理の主体、皮膚の主体(クリストファー・ノーラン『メメント』);ロバの鳴き声―デカルト的白痴からドストエフスキー的白痴へ(ドストエフスキー『白痴』));第3部 社会的(あたかも壊れた世界―犯人の逮輔と事件の逮輔(西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』);おフランスの現代思想ざんす―「真理の殉教者」としてのイヤミ(赤塚不二夫『おそ松くん』);不幸を追求する権利(古谷実『ヒメアノ~ル』);モグラとサルの闘争―古谷実の反ブルジョア精神(古谷実);ゲーム仕掛けの神―山本直樹『ビリーバーズ』を読む(山本直樹『ビリーバーズ』))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7146-2   4-7917-7146-X
書誌番号 1113667009
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113667009

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