啓蒙主義とバルベラックの道徳思想 -- プリミエ・コレクション --
門亜樹子 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2019.2 -- 22cm -- 295p

資料詳細

タイトル 啓発された自己愛
副書名 啓蒙主義とバルベラックの道徳思想
シリーズ名 プリミエ・コレクション
著者名等 門亜樹子 /著  
出版 京都大学学術出版会 2019.2
大きさ等 22cm 295p
分類 150
件名 倫理学 , 自然法
個人件名 バルベラック,ジャン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都大学大学院経済学研究科ジュニアリサーチャー 京都大学博士(経済学)。1978年 京都府生まれ。2007年 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学研修員、京都大学非常勤講師を経て、2013年より現職。社会思想史専攻。主な著訳書『近代社会思想コレクション20 道徳哲学史』(翻訳、バルベラック著、京都大学学術出版会、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:キリスト教的人間像の変遷と道徳哲学. バルベラック『道徳哲学史』と自然法学. バルベラック『娯楽論』研究序説. バルベラックの「啓発された自己愛」. ティロットスンのキリスト教的人間像〈感覚・理性・信仰〉. 「直観」の哲学史. スコットランド哲学のフランスへの伝播. バルベラックの著作目録. ブッデウス『自然法史』〈ジョンスン版〉. ティロットスン著作集と仏訳版における説教の収録順. ジョゼフ=マリ・ドゥ・ジェランド『哲学体系比較史-人知原理との関連性』
内容紹介 18世紀啓蒙時代、教会の「抑圧されたキリスト教的人間像」に真っ向から対峙し、人間理性の自由と自己の肯定を謳った思想家ジャン・バルベラック。これまで表舞台に現れなかった彼の思想を、キリスト教思想の観点から浮き彫りにする。
要旨 ジャン・バルベラック(Jean Barbeyrac、1674‐1744)は、グロティウス、プーフェンドルフの著作の仏訳によって後世に名を残したが、ただ思想を媒介しただけではない。プーフェンドルフの著書に付した長い序文『道徳哲学史』には彼の独自の道徳思想が見られ、それは後世のスコットランド学派につながる。紹介者としての一面のみで捉えられ、これまで表舞台に現れてこなかった彼の思想を、キリスト教思想の観点から浮き彫りにする未知の試み。
目次 序章 キリスト教的人間像の変遷と道徳哲学;第1章 バルベラック『道徳哲学史』と自然法学;第2章 バルベラック『娯楽論』研究序説―福音道徳と理性;第3章 バルベラックの「啓発された自己愛」;第4章 ティロットスンのキリスト教的人間像(感覚・理性・信仰)―バルベラックの思想との関連性をめぐって;第5章 「直観」の哲学史―「道徳科学」と「精神哲学」;終章 スコットランド哲学のフランスへの伝播―ジェランド『哲学体系比較史』をめぐって;付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0195-8   4-8140-0195-9
書誌番号 1113667379
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113667379

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