伝統的思考法を問い直すための手引き --
牧野英二 /編, 小野原雅夫 /編, 山本英輔 /編, 齋藤元紀 /編   -- 法政大学出版局 -- 2019.2 -- 20cm -- 288,9p

資料詳細

タイトル 哲学の変換と知の越境
副書名 伝統的思考法を問い直すための手引き
著者名等 牧野英二 /編, 小野原雅夫 /編, 山本英輔 /編, 齋藤元紀 /編  
出版 法政大学出版局 2019.2
大きさ等 20cm 288,9p
分類 104
件名 哲学
注記 索引あり
著者紹介 【牧野英二】1948年生。法政大学文学部哲学科教授。哲学。著書:『カントを読む』(岩波書店),『遠近法主義の哲学』(弘文堂),『崇高の哲学』『「持続可能性の哲学」への道』(以上,法政大学出版局),『東アジアのカント哲学』(編著,法政大学出版局)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論 牧野英二著. 「持続可能性の哲学」と「津波てんでんこ」の倫理 牧野英二著. 境界線上のアリア 澤田直著. AIにはなにができないか 黒崎政男著. 生命・医療倫理とゲシュタルトクライス 鵜澤和彦著. 言葉が語ることのうちに住む 山本英輔著. 人はなぜ「四区分」するのか 森下直貴著. 技術-情報社会における感性の喪失 田島樹里奈著. 生態学的平等の可能性 相原博著. 実在性の解釈学 齋藤元紀著. 人工知能と共生するための非自然主義的考察 佐々木一也著. 心と世界を知る自己 近堂秀著. 応答する精神科学の試み 伊藤直樹著. 新たな選択肢の創出 小野原雅夫著. 「陶冶可能性」概念の現代的射程 小山裕樹著. 世界市民教育としての哲学 大森一三著. 「社会政治的トラウマ」の倫理 森村修著
内容紹介 公共空間から歴史や想像力が失われ、文系学問の無用論すら唱えられている現在。しばしば社会的分断や境界づけを助長してきた旧来の学問の前提そのものを批判的に吟味しつつ、真に持続可能で、他者と共存しうる世界のあり方を模索する哲学の試み。
要旨 高度に複雑化・リスク化したポストモダン社会のなか、誰もが生きるための哲学を必要としているにもかかわらず、公共空間から歴史や想像力が失われ、文系学問の無用論すら唱えられている現在。しばしば社会的分断や境界づけを助長してもきた旧来の学問の前提そのものを批判的に吟味しつつ、真に持続可能で、他者と共存しうる世界のあり方を模索する哲学の試み。全16章の最新論集。
目次 第1部 複雑化社会のパラドクスに直面して―赦し・寛容・人工知能・医療の意義と課題(「持続可能性の哲学」と「津波てんでんこ」の倫理―暴力・悪・赦しを問い直す;境界線上のアリア―共同体と寛容をめぐって ほか);第2部 住むことと生きることの条件を考える―理性と非理性の“よりどころ”をめぐって(言葉が語ることのうちに住む―場所と言葉を問い直す;人はなぜ「四区分」するのか―認識・行為・コミュニケーションの“構造” ほか);第3部 知と心と現実の“間”で考える―自己・他者・世界をめぐって(実在性の解釈学―多元的実在論の可能的地平;人工知能と共生するための非自然主義的考察―科学技術の人間観に対する解釈学的検討 ほか);第4部 倫理と世界市民の課題―倫理的・教育的ジレンマと市民教育の意義(新たな選択肢の創出―二者択一的倫理学から創造的問題解決の倫理学へ;「陶冶可能性」概念の現代的射程―知識基盤社会に生きる人間の成長のあり方を問い直す ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-13026-7   4-588-13026-9
書誌番号 1113667403

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