新潮文庫 --
武田砂鉄 /著   -- 新潮社 -- 2019.3 -- 16cm -- 349p

資料詳細

タイトル 紋切型社会
シリーズ名 新潮文庫
著者名等 武田砂鉄 /著  
出版 新潮社 2019.3
大きさ等 16cm 349p
分類 304
注記 朝日出版社 2015年刊に新章を加える
内容紹介 何気なく耳にするフレーズには、実は社会の欺瞞が潜んでいる。「うちの会社」の“うち”とは一体誰なのか。「育ててくれてありがとう」が貧困にする家族観…。現代の紋切型を解体し、凝り固まった世間を震撼させる。
要旨 何気なく耳にするフレーズには、実は社会の欺瞞が潜んでいる。「うちの会社としては」の“うち”とは一体誰なのか。「育ててくれてありがとう」が貧相にする家族観。「国益を損なうことになる」は個を消し去る。「会うといい人だよ」が生む閉鎖性。「なるほど。わかりやすいです。」という心地よい承認の罠。現代の紋切型を解体し、凝り固まった世間を震撼させる、スリルと衝撃のデビュー作。
目次 乙武君―障害は最適化して伝えられる;育ててくれてありがとう―親は子を育てないこともある;ニッポンには夢の力が必要だ―カタカナは何をほぐすのか;禿同。良記事。―検索予測なんて超えられる;若い人は、本当の貧しさを知らない―老害論客を丁寧に捌く方法;全米が泣いた―“絶賛”の言語学;あなたにとって、演じるとは?―「情熱大陸」化する日本;顔に出していいよ―セックスの「ニュートラル」;国益を損なうことになる―オールでワンを高めるパラドックス;なるほど。わかりやすいです。―認め合う「ほぼ日」的言葉遣い;会うといい人だよ―未知と既知のジレンマ;カントによれば―引用の印鑑的信頼;うちの会社としては―なぜ一度社に持ち帰るのか;ずっと好きだったんだぜ―語尾はコスプレである;“泣ける”と話題のバラード―プレスリリース化する社会;逆にこちらが励まされた―批評を遠ざける「仲良しこよし」;そうは言っても男は―国全体がブラック企業化する;もうユニクロで構わない―ファッションを彩らない言葉;誰がハッピーになるのですか?―大雑把なつながり;生産性―誤解を招いたとしたらお詫びします
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-121661-4   4-10-121661-4
書誌番号 1113667741
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113667741

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 304/タ 一般書 利用可 - 2071805630 iLisvirtual
公開 Map 文庫本 304 一般書 利用可 - 2075199247 iLisvirtual