新たなプルタルコス像に迫る --
小池登 /編, 佐藤昇 /編, 木原志乃 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2019.2 -- 22cm -- 348p

資料詳細

タイトル 『英雄伝』の挑戦
副書名 新たなプルタルコス像に迫る
著者名等 小池登 /編, 佐藤昇 /編, 木原志乃 /編  
出版 京都大学学術出版会 2019.2
大きさ等 22cm 348p
分類 283.1
件名 英雄伝(プルタルコス)
個人件名 プルタルコス
注記 索引あり
著者紹介 【小池登】首都大学東京人文社会学部准教授。研究テーマ:西洋古典学、特にギリシア文学。主な業績『ピンダロス祝勝歌研究』(知泉書館、2010年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章 小池登著. 伝記と歴史の境界を越えて 松原俊文著. 「英雄」アレクサンドロス 澤田典子著. 陶片追放と民衆の妬み 佐藤昇著. 〈受容〉する女性 近藤智彦著. 可知と不可知のはざま 木原志乃著. 実践的な生と伝記の執筆 瀬口昌久著. 対比の技法を探る 中谷彩一郎著. 語り手の自己呈示と読み手の形成 勝又泰洋著. 『英雄伝』の発表順序 小池登著
内容紹介 シェイクスピアが翻案し、モンテーニュがさかんに引用したプルタルコスの『英雄伝』を、歴史・哲学・文学の面から分析。その新機軸たる一面を明らかにする。
要旨 シェイクスピアが翻案し、モンテーニュがさかんに引用したプルタルコスの『英雄伝』。歴史・哲学・文学の面から分析、その新機軸たる一面を明らかにする。
目次 第1部 過去を語る、過去を作る(伝記と歴史の境界を越えて―英雄伝というジャンルの誕生;「英雄」アレクサンドロス―人物像に込められた同時代の思いと後世への影響;陶片追放と民衆の妬み―情報源の利用と同時代への配慮);第2部 伝記を綴る哲学者(“受容”する女性―プルタルコスの女性論・結婚論の哲学的背景;可知と不可知のはざま―自然の不可思議現象と知的探究のはじまり;実践的な生と伝記の執筆―『英雄伝』の指導者像と哲人統治の思想);第3部 表現技法の模索(対比の技法を探る―「比較」の独自性と効果;語り手の自己呈示と読み手の形成―読者を引き込む語りの仕掛け;『英雄伝』の発表順序―循環する相互参照が伝えるもの)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0198-9   4-8140-0198-3
書誌番号 1113668880

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