『一般学芸新聞』「哲学欄」の一九年 --
田端信廣 /著   -- 晃洋書房 -- 2019.2 -- 23cm -- 398,79p

資料詳細

タイトル 書評誌に見る批判哲学-初期ドイツ観念論の展相
副書名 『一般学芸新聞』「哲学欄」の一九年
著者名等 田端信廣 /著  
出版 晃洋書房 2019.2
大きさ等 23cm 398,79p
分類 134.3
件名 ドイツ観念論-書評集
注記 欧文タイトル:Die Entwicklungsphase der kritischen Philosophie und des Fruhidealismus In der Allgemeine Literatur‐Zeitung
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1948年三重県伊勢市生まれ。1982年同志社大学文学研究科博士後期課程中退。現在同志社大学文学部教授。主要業績:著書『ラインホルト哲学研究序説』(萌書房,2015年)。共編著『〈思考〉の作法』(萌書房,2004年)。著作論文「ヘルマン・シュミッツのヘーゲル解釈の特徴」(小川・梶谷編『新現象学運動』世界書院,1999年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 初めて明らかになる第一級の書評紙の全貌。カント、ラインホルト、フィヒテ、シェリングはどう書評されたか。「哲学欄」で繰り広げられる激しい論戦の行方を追う。ALZの主要書評一覧とイェーナの哲学部の講義題目一覧を付す。
目次 『一般学芸新聞』創刊前夜;最初期の『一般学芸新聞』哲学欄のカント哲学普及活動(一七八五~八六年);一八世紀後半のドイツにおける雑誌・学術メディアの隆盛とALZの位置;初期カント学派によるロック主義、ヴォルフ主義との対決(一七八八~九〇年);カント的道徳の諸原則と実践的自由をめぐる議論の広がり(一七八八~九二年);「表象能力理論」と哲学の「第一根本命題」をめぐる諸論争(一七八九~九二年);新たな哲学雑誌の登場(一七八九~九五年)―カント‐ラインホルト関係の理解をめぐって;ザラーナの学生たち―学生数、学生気質と生活、学生団体;フィヒテの初期作品書評(一七九二~九五年);ザラーナの教授たちニートハンマーの『哲学雑誌』とそのALZ書評(一七九五~九七年);「自然法」論の降盛と「権利」概念の自立的根拠づけの進展(一七九二~九八年);フィヒテの『自然法の基礎』(一七九五~九八年);カントの『人倫の形而上学』第一部「法論の形而上学的定礎」(一七九七~九九年);ALZ編集部と超越論的観念論および初期ロマン派との対立の先鋭化(一七九九~一八〇〇年);幕間4 ALZ「哲学欄」の総括的特徴;ALZ最終局面でのラインホルト批判、フィヒテ批判、シェリング批判(一八〇一~〇三年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3158-6   4-7710-3158-4
書誌番号 1113668929

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