松沢裕作 /編   -- 勉誠出版 -- 2019.2 -- 22cm -- 295p

資料詳細

タイトル 森林と権力の比較史
著者名等 松沢裕作 /編  
出版 勉誠出版 2019.2
大きさ等 22cm 295p
分類 651.2
件名 林業政策-歴史 , 森林利用-歴史
著者紹介 1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部准教授。専門は日本近代史。著書に『明治地方自治体制の起源』(東京大学出版会、2009年)、『自由民権運動』(岩波書店、2016年)、『生きづらい明治社会―不安と競争の時代―』(岩波書店、2018年)、論文に「官有地・御料地と無断開墾問題」(『三田学会雑誌』109-1、2016年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:なぜ森林と権力か 松沢裕作著. 近世・近代ブランデンブルク=プロイセンにおける御領林経営 飯田恭著. 清朝~中華民国期における植林の奨励と民衆の林野利用 相原佳之著. 近世・近代日本の林野制度 松沢裕作著. 明治初年の林政と地元住民による官林利用 坂本達彦著. 明治前期の県庁と森林・原野 松沢裕作著. 近代日本の国有林野制度の定着過程と地域社会 青木健著. 中・近世のニュルンベルク帝国森林と政治諸権力 渡邉裕一著. 仏領インドシナにおける植民地支配と森林 難波ちづる著. 森林利用における統治と権利の諸形態 松沢裕作著
要旨 権利を規定するシステムを探る。近代化の過程で、森林という空間の統治・利用をめぐって、人間と人間との関係はいかに調整・構築されたのか。ドイツ、中国、日本、仏領インドシナそれぞれの歴史的社会における統治権力の形態とそれに規定される諸権利の分配のあり方に着目。それらを相互に比較することにより、権利を支えるシステムが成立する歴史的・社会的プロセスを把捉する。
目次 なぜ森林と権力か;第1部 直営する権力・奨励する権力(近世・近代ブランデンブルク=プロイセンにおける御領林経営―権力による直営と領民の利用権;清朝~中華民国期における植林の奨励と民衆の林野利用);第2部 日本の経験―近世から近代へ(近世・近代日本の林野制度;明治初年の林政と地元住民による官林利用―信濃国諏訪郡旧高島藩領を事例に;明治前期の県庁と森林・原野―福島県の場合を中心に;近代日本の国有林野制度の定着過程と地域社会―福島県東白川郡鮫川村の事例);第3部 競合する権力・遊離する権力(中・近世のニュルンベルク帝国森林と政治諸権力―帝国都市とブランデンブルク辺境伯の対立構造を軸に;仏領インドシナにおける植民地支配と森林);森林利用における統治と権利の諸形態
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22234-7   4-585-22234-0
書誌番号 1113669466
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113669466

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