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【図書】 二合仮名の研究

研究叢書 --
尾山慎 ／著   -- 和泉書院 -- ２０１９．２ -- ２２ｃｍ -- ４８６ｐ

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タイトル 二合仮名の研究
シリーズ名 研究叢書
著者名等 尾山慎 ／著  
出版 和泉書院 ２０１９．２
大きさ等 ２２ｃｍ ４８６ｐ
分類 811.4
件名 万葉仮名
注記 索引あり
著者紹介 １９７５年大阪府生まれ。２００６年大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程修了　博士（文学）。大阪市立大学特任講師を経て、２０１３年より奈良女子大学准教授。現在に至る。２００７年度新村出財団研究奨励賞受賞、２００９年萬葉学会賞受賞、２０１４年漢検・漢字文化研究奨励賞・佳作。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：書記〈論〉と表記〈論〉について．　歌表記における「表意〈性〉」と「表語〈性〉」．　訓字、訓仮名、音仮名と表意性．　本書のキーワードを巡って．　現代の日本語と文字．　古代日本語と文字、表記、書記．　子音韻尾字と、仮名としての使用．　子音韻尾字の韻母と声母．　略音仮名の基本的検証．　略音仮名の基本的検証．　二合仮名の基本的検証．　略音仮名と二合仮名の消長．　韻尾の別と二種の仮名の生成．　略音仮名と二合仮名の「両用」．　非固有名詞表記における二合仮名．　二合仮名と多音節訓仮名．　萬葉集所載地名表記における二合仮名．　萬葉集における地名表記と二合仮名．　訓字主体表記と略音仮名．　訓字〈訓仮名〉と二合仮名の「両用」．　古事記における子音韻尾字音仮名について．　古事記歌謡における子音韻尾字音仮名について．　日本書紀の二合仮名と子音韻尾字音仮名の扱い．　古代一次資料と子音韻尾字音仮名．　「千遍」考　ほか２編
要旨 萬葉集の総文字数の１％にも満たない二合仮名とは。一字二音節の音仮名である「二合仮名」は、訓字に親和し、訓字主体表記歌巻にそのほぼすべてが現れる。音仮名でありながら訓仮名と似た働きをもつことに着目し、萬葉集歌表記の考究に欠かせない存在であることを明らかにする。
目次 術語説明にかえて；序章　文字、表記、書記を巡る議論の中で；第１章　子音韻尾字由来の仮名とその実相；第２章　略音仮名と二合仮名との関係；第３章　二合仮名の機能を巡る分析；第４章　訓字主体表記と子音韻尾字音仮名；補章　萬葉集以外の子音韻尾字音仮名をめぐって―付論：ある異同の一例から；終章　二合仮名の実相
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0900-6　　 4-7576-0900-0
書誌番号 1113669476
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113669476

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