研究叢書 --
吉田永弘 /著   -- 和泉書院 -- 2019.2 -- 22cm -- 322p

資料詳細

タイトル 転換する日本語文法
シリーズ名 研究叢書
著者名等 吉田永弘 /著  
出版 和泉書院 2019.2
大きさ等 22cm 322p
分類 815.02
件名 日本語-文法-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年4月、千葉県市川市に生まれる。1995年3月、国学院大学文学部文学科卒業。2001年3月、国学院大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。2002年10月、愛知県立大学文学部講師。2005年10月、愛知県立大学文学部助教授。2007年4月、国学院大学文学部准教授。2015年4月から国学院大学文学部教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:転換期としての中世. 「ほどに」小史. 「によって」の接続助詞化. 「ために」構文の変遷. 「とも」から「ても」へ. 「たとひ」構文の変遷. 「る・らる」における肯定可能の展開. 「る・らる」における否定可能の展開. 「る・らる」における尊敬用法の分類. いわゆる「一般尊敬」の拡張. いわゆる「公尊敬」について. 尊敬用法の「る・らる」の位置づけ. 「主催」から「尊敬」へ. 断定表現「にてあり」の成立. 体言承接の「たり」の位置づけ. 今昔物語集の「にてあり」と「たり」
要旨 日本語文法史研究の最前線。古代語の文法がどのように変化していくのか、その様子を描いていきたい。そして、変化した後から、変化する前を見つめ直して、古代語の文法の理解を深めたい。―「既実現/未実現」「意志/非意志」の観点を分析の柱として、古代語文法の変容を描く、新知見に溢れた「条件表現」「可能表現」「尊敬表現」「断定表現」の歴史的研究。
目次 1 古代語文法の変容(転換期としての中世);2 条件表現(「ほどに」小史―原因理由を表す用法の成立;「によって」の接続助詞化―因果性接続助詞の消長;「ために」構文の変遷―「む」の時代から無標の時代へ ほか);3 可能表現(「る・らる」における肯定可能の展開;「る・らる」における否定可能の展開);4 尊敬表現(「る・らる」における尊敬用法の分類;いわゆる「一般尊敬」の拡張 ほか);5 断定表現(断定表現「にてあり」の成立―前接名詞に注目して;体言承接の「たり」の位置づけ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0899-3   4-7576-0899-3
書誌番号 1113669483

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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