片岡弥吉全集 --
片岡弥吉 /著   -- 智書房 -- 2019.3 -- 22cm -- 497p

資料詳細

タイトル 浦上四番崩れ
シリーズ名 片岡弥吉全集
著者名等 片岡弥吉 /著  
出版 智書房 2019.3
大きさ等 22cm 497p
分類 198.221
件名 カトリック教会-日本-歴史 , かくれ切支丹-長崎県-長崎市 , 宗教政策-日本-歴史-明治時代
注記 索引あり
著者紹介 1908年長崎県生。日本大学卒。純心女子短期大学副学長、1980年2月21日没。著書『高山右近大夫長房伝』ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:浦上四番崩れ. 日本近代国家成立過程に於ける伊万里県〈深堀〉異宗徒移送事件. 中野健明の高知巡視と奥宮慥斎のキリシタン教諭について. 阿部真造について. 配流浦上キリシタンの教諭について. 異宗門徒人員帳の研究. 高木仙右衛門. 浦上崩れとキリシタン遺物. 太政官諜者のスパイ活動. サダ女覚え書. 牢面桶
要旨 愚昧な農民にすぎないと見られていたキリシタンたちが、幕府を手こずらせ、明治政府に政策転換を余儀なくさせたのは、何によるのか。権力の無慈悲な暴力にも屈せず、死をも賭して信仰を守りぬいた力は何か。その歴史ある浦上の地にあって、キリシタンの歴史を仔細に調査、研究した著者は、彼らの悲惨と栄光の苦しい歩みをあとづけ、そのひたすらな良心の美しさを描きあげる。綿密な踏査と得難い資料、かけがえのない語り手によって、ここに近代の黎明期の裏面が躍動的に浮かび上がる。
目次 1 浦上四番崩れ―明治政府のキリシタン弾圧(『浦上四番崩れ』補遺;信者発見当時の最初の発言者について;Laucaigne司教の名の訓み方について;『浦上四番崩れ』索引);2 浦上教徒事件関係論考(日本近代国家成立過程に於ける伊万里県(深堀)異宗徒移送事件;中野健明の高知巡視と奥宮慥斎のキリシタン教諭について;阿部真造について―諜者か、信者か;配流浦上キリシタンの教諭について ほか);3 「旅」の話(サダ女覚え書;牢面桶)
ISBN(13)、ISBN 978-4-434-25833-6   4-434-25833-8
書誌番号 1113672130
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113672130

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