王朝物語絵と女性の空間 -- ブックレット〈書物をひらく〉 --
赤澤真理 /著   -- 平凡社 -- 2019.3 -- 21cm -- 119p

資料詳細

タイトル 御簾の下からこぼれ出る装束
副書名 王朝物語絵と女性の空間
シリーズ名 ブックレット〈書物をひらく〉
著者名等 赤澤真理 /著  
出版 平凡社 2019.3
大きさ等 21cm 119p
分類 521.37
件名 建築(日本)-歴史-平安時代 , 物語絵 , 女性-日本-歴史-平安時代
注記 文献あり
著者紹介 1979年、京都府生まれ。日本工業大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。現在、岩手県立大学盛岡短期大学部生活科学科生活デザイン専攻講師。専攻、日本建築史・日本住宅史。著書に、『源氏物語絵にみる近世上流住宅史論』(中央公論美術出版、2010年)などがある。2012年日本建築学会奨励賞、2013年文部科学大臣表彰若手科学者賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 王朝物語絵に描かれた、御簾の外にこぼれ出る装束。実際に人が着ていたそれが、やがて人が不在の装飾置物へと変化する。それはどんな意味をもっていたのか。さらにその消滅は、何を示しているのか。「女性の空間」のあり方を読み解く。
要旨 王朝物語絵に描かれた天皇や貴族の邸宅の外周に、女装束や几帳の布が、こぼれ出ていることがある。これはいったい、どういうものなのだろうか。こぼれ出た女性の装束に女性の空間へのまなざしを読み解いていきたい。
目次 1 打出とは何か(御簾の下からこぼれ出た女性の装束;王朝物語絵の建築空間 ほか);2 打出の舞台(古代・中世における女性の住まい;建築空間における男と女の空間 ほか);3 寝殿造の空間(六条院の想定図;復原案の違い ほか);4 打出の心(打出の成立―人が不在の装飾へ;『源氏物語』の周辺 ほか);5 打出の演出の展開(歌合という場;天徳四年内裏歌合 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-36459-0   4-582-36459-4
書誌番号 1113672873
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113672873

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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山内 公開 Map 521 一般書 利用可 - 2065458260 iLisvirtual