アタテュルクとエルドアンのはざまで --
小笠原弘幸 /編   -- 九州大学出版会 -- 2019.4 -- 22cm -- 296,9p

資料詳細

タイトル トルコ共和国国民の創成とその変容
副書名 アタテュルクとエルドアンのはざまで
著者名等 小笠原弘幸 /編  
出版 九州大学出版会 2019.4
大きさ等 22cm 296,9p
分類 227.4
件名 トルコ-歴史-20世紀 , トルコ-歴史-21世紀
注記 索引あり
著者紹介 九州大学大学院人文科学研究院 准教授。著書に『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容―古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって』(刀水書房,2014年)。『オスマン帝国―繁栄と衰亡の六〇〇年史』(中央公論新社,2018年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「アタテュルクのトルコ」を問い直す 小笠原弘幸著. 国民史の創成 小笠原弘幸著. 国民創出イベントとしての文字革命 穐山祐子著. 感性を「統合」する 濱崎友絵著. 国父のページェント 川本智史著. アタテュルク後の宗教教育政策 上野愛実著. 国民国家トルコとアナトリアの諸文明 田中英資著. トルコにおける抵抗文化 柿﨑正樹著. トルコ共和国の境界 沖祐太郎著. トルコの移民・難民政策 今井宏平著. イラクからみるトルコ 山尾大著. 激動の五年間〈二〇一三~一八年〉と大統領制の始まり 今井宏平著
要旨 この国の「かたち」は、いかにして作られたのか。オスマン帝国崩壊後に誕生し、今また大きな転機を迎えているトルコ。気鋭の若手研究者が様々な視角からこの国の来し方を明らかにし、行く末を論じる。
目次 「アタテュルクのトルコ」を問い直す―共和国史をめぐる研究潮流と本書の射程;第1部 アタテュルクの描いたトルコ国民像とその創成(国民史の創成―トルコ史テーゼとその後;国民創出イベントとしての文字革命;感性を「統合」する―国民音楽からトルコ民俗音楽へ;国父のページェント―ムスタファ・ケマルと共和国初期アンカラの儀礼空間);第2部 トルコ国民像をめぐるネゴシエーション(アタテュルク後の宗教教育政策―ライクリキの転換点;国民国家トルコとアナトリアの諸文明―イスラム化以前の遺跡をめぐる文化政策;トルコにおける抵抗文化―ハンスト・キャンペーンからみる国家・社会関係);第3部 交雑する空間のなかのトルコ国民―国境、移民・難民、隣国からの眼差し(トルコ共和国の境界―領域紛争と国境;トルコの移民・難民政策;イラクからみるトルコ―世論調査の計量分析から);激動の五年間(二〇一三~一八年)と大統領制の始まり
ISBN(13)、ISBN 978-4-7985-0257-1   4-7985-0257-X
書誌番号 1113673998

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